「アジリティ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「アジリティ」の意味とは
アジリティとは、サッカーにおいて素早く的確に身体を動かす能力である敏捷性
という意味です。
サッカーでのアジリティは単に走るスピードだけではなく、方向転換の速さやバランス感覚、反応速度など、複数の要素が組み合わさって構成されています。
具体的には、急停止、急発進、方向転換、ステップワーク、ジャンプなどを素早く正確に行う能力が求められます。
アジリティが高い選手は、相手選手をかわしたり、ボールを奪取したり、素早くポジションを移動したりするなど、様々な状況で優位に立つことが可能です。
スピードと「アジリティ」の違い
スピードは、直線的な移動速度を指し、例を挙げると短距離走のタイムなどがその指標となります。
その一方でアジリティは、方向転換や切り返しなど、身体のコントロールを伴う素早い動きを指します。
そのため、スピードが速いからと言ってアジリティが高いとは限りません。
直線的に走るのが速くても、急に方向を変えるのが苦手な選手は、アジリティが低いと言えます。
サッカーでは、相手との駆け引きやボールの動きに合わせて、方向転換や切り返しが頻繁に必要となるため、スピードと同様にアジリティも非常に重要となります。
「アジリティ」が重要な場面
サッカーにおいて、アジリティは様々な場面で重要です。
攻撃時は、相手をドリブルでかわす時、狭いスペースでボールをコントロールする時、ゴール前に素早く走り込む時などに高いアジリティが求められます。
守備時は、相手のドリブルに対応する時、インターセプトを狙う時、元のポジションに素早く戻る時などにアジリティが重要となります。
特に、1対1の場面では、駆け引きの中で、的確かつ素早く身体を動かすアジリティが勝敗を大きく左右すると言えるでしょう。
「アジリティ」向上のためのトレーニング
アジリティ向上には、様々なトレーニング方法があります。
代表的なものは、ラダーを使ったトレーニング、コーンを使ったドリブルトレーニング、方向転換や切り返しを伴うステップワークトレーニングなどがあります。
ラダーを使ったトレーニングでは、ステップのバリエーションを増やすことで、足の運びやリズム感を養えます。
コーンを使ったドリブルトレーニングでは、ボールコントロールと方向転換の能力を同時に鍛えることができます。
これらのトレーニングを日々継続的に行うことで、アジリティを向上させることが可能です。
「アジリティ」と怪我の予防
アジリティの向上は、パフォーマンス向上のみならず、怪我の予防にも繋がります。
アジリティを高めるトレーニングは、身体のバランス感覚や体幹の安定性を高める効果があり、急な方向転換や接触時の怪我のリスクを軽減することができます。
特に、足首やひざの怪我は、サッカー選手にとっては致命的な問題となることが多く、アジリティトレーニングでこれらの部位を強化することは、長い競技生活を送る上でも非常に重要です。
「アジリティ」の例文・用例
アジリティを使った例文・用例を紹介します。
●このトレーニングは、サッカーに必要なアジリティとバランス感覚を養うのに効果的です。
●彼はスピードはあるが、アジリティに課題があります。
SNSでの「アジリティ」の使われ方
1月22日に小学生から中学生のサッカー少年選手を対象に、サッカーフィジカルクリニックイベントを開催しました。
●初速&スプリント編
●アジリティ&リアクション編
メイン担当は、DAHAAコーチの山口将史コーチ。
リピート開催希望のお声を多数いただくことができました。 pic.twitter.com/PikA8MHeMl— DAH有明【公式】 (@team_dah) February 3, 2023
現代サッカーはアスリートレベルが高くないとままならない。
昔のような素走りではなく、目的を持ったSAQ(スピード、アジリティ、クイックネス)トレーニングを行うのが理想です!
— ハッシ (@ryo_28_sk) September 24, 2024
「アジリティ」の類義語
アジリティの類義語は、「敏捷性」「機動力」です。
「アジリティ」の対義語・反意語
アジリティの対義語・反意語はありませんでした。