「ドリブンパス」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ドリブンパス」の意味とは
ドリブンパスとは、スピードが速く低い弾道のパスという意味です。
ドリブルのように地を這うような速いパスという意味で、中長距離で用いられます。
反対に、ふわりと浮いたのは、ロフテッドパスといいます。
ドリブンパスは、ディフェンダーが反応しにくく前線へ通りやすいため、試合で用いられる様々なパスの中でも特に重要なウエイトを占めています。
相手の守備の裏を突くパスとしても効果を発揮します。
「ドリブンパス」の歴史
ドリブンパスは、サッカーの歴史と同じくらい古くから存在しますが、現代サッカーでは、パスサッカーの普及や、ディフェンスの技術向上により、一層重要視されるようになりました。
昨今は守備側の選手も、パスやポジショニングの技術を向上させており、単純なシュートやドリブルでは得点を奪いづらくなっています。
そのため、ドリブンパスを駆使して、ディフェンスを崩す攻撃が必要なのです。
ドリブンパスは、1970年代に、ブラジルの有名選手ジーコやペレによって、その有効性が証明されました。
彼らは、ドリブンパスで相手選手を翻弄し、数々のゴールを決めました。
以降、ドリブンパスは世界中のサッカー選手に広く知られ、欠かせないパスとなりました。
「ドリブンパス」の語源
ドリブンパスの語源は、英語の「driven pass」です。
drivenは「駆り立てられた」、passは「パス」という意味です。
「ドリブンパス」の蹴り方
ドリブンパスでは、ボールにバックスピンをかけることが重要になります。
バックスピンをかけるとボールが地を這う軌道で進み、ディフェンダーが足で止めにくくなります。
蹴る時は、足の裏全体でボールを蹴り、しっかりと力を入れ、バックスピンをかけるために、ボールの下側を蹴るのがポイントです。
また、足の裏全体でボールを蹴ることで、ボールを正確にコントロールできます。
足裏にしっかりと力を入れることで、ボールにスピードと威力を与えることができます。
「ドリブンパス」の例文・用例
ドリブンパスを使った例文・用例を紹介します。
●この選手は、ドリブンパスのスピードが速い。
●選手たちが獲得したドリブンパスの活用で、勝率が上がりました。
SNSでの「ドリブンパス」の使われ方
延長で初めて5点取った。このゲームバランスもどうなん?と思うが、カントナでのゴール前ナツメグ(ゴール前で2連ナツメグされた時は唖然)とドリブンパスでの折返しばかりの相手に対して勝てたのは清々しいわ… #FIFA21#FUT21pic.twitter.com/F3W2tTFtUO
— みらねん⊿ (@MIRANEN23x2) May 22, 2021
ドリブンロブスルーパス(L1+R1+△)のWL実践編。
ベルカンプが逆足の左足でアウトカーブをかけながら絶妙な位置に落とし、1対1を演出。
他のドリブンパスだと引っ掛けそうな所での閃き。 #FIFA21#FUT21pic.twitter.com/JSbDq87WaS— みらねん⊿ (@MIRANEN23x2) May 1, 2021
「ドリブンパス」の類義語
ドリブンパスの類義語は、「低弾道パス」です。
意味は、弾道が低いパスです。
「ドリブンパス」の対義語・反意語
ドリブンパスの対義語は、「ロフテッドパス」です。
意味は、ボールにトップスピンをかけて、空中で浮かび上がるような軌道で飛ばすパスです。