「相星」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「相星」の意味とは
相星とは、相撲でその場所の勝ち負けの数が同じであるという意味です。
「相星」の語源
相星の語源は「星取表」からきています。
星取表とは、取組の勝敗を示した表のことで、勝ちを白丸、負けを黒丸としています。
そしてその丸を星に見立てて、それぞれ白星・黒星と呼んでいます。
「相」には一緒という意味があるため、勝ち負けの数が同じ=白星と黒星の数が同じということで「相星」と表現するようになりました。
「相星」の派生パターン
相星という言葉がよく使われるパターンをご紹介します。
相星決戦
相星決戦は、本場所の優勝争いとなる取組に対してよく使われる表現です。
特に、本場所の優勝争いに於いて、千秋楽での直接対決で勝った方が優勝という取組などで「相星決戦」などのように使われることが多い。優勝力士と相星で、優勝決定戦で敗退したり、決定戦制度以前の上位者優勝のために優勝を逃した力士も、「優勝同点」として番付編成上や記録上の配慮がなされる場合が多い。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%98%9F
相星決戦は、最後まで優勝の行方が分からず非常に盛り上がる取組とされています。
「相星」の表現の広がり
相撲だけでなく、リーグ戦のスポーツや勝負事も星取表を使って勝ち負けの数を記すことがあるため、同じ成績のことを「相星」と表現します。
「相星」の例文・用例
相星を使った例文・用例を紹介します。
●明日はいよいよ横綱同士の相星決戦かぁ。
●いま相星で並んでる力士から、誰が抜きんでるかが見所ですね。
SNSでの「相星」の使われ方
おはようございます?
今日は #大相撲 の千秋楽です。
幕内優勝も気になりますが、十両では、 #旭川 出身の旭大星が優勝争いをしています。10勝4敗でトップですが、相星で並んでいる力士と1勝差で追う力士が居るので、まずは勝つことですね?#おは戦20802an#ブログ書け#ブログ初心者#北海道
— 北海道ターゲット@ブロガー (@htarget89) August 1, 2020
自分は逆にあと一度だけで良いから、白鵬と鶴竜による千秋楽結びの一番相星決戦を見たいんだけど…
もしくはこの際、相星決戦じゃなくても良いから横綱同士の結びの一番をあと一回だけ見たい…
— タヌキ (@Tanuki07011) November 22, 2020
「相星」の類義語
相星の類義語は、「同点」「引き分け」「ドロー」「あいこ」などです。
いずれも、勝負事において成績が同じであったり、決め手を打てないなどの理由から勝ち負けが定まらない状況を指します。
「相星」の対義語・反意語
相星の対義語・反意語はありませんでしたが、「引き分け」という意味の対義語には「勝負あり」という言葉があります。
相撲の取り組みでは、勝敗がつくと行司が「勝負あり」と大声で判定を下します。ただし、「相星」はひとつの取り組みではなくその場所全体の成績が同点であることを表しています。