「浮き飛車」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「浮き飛車」の意味とは
浮き飛車とは、将棋で、飛車を定位置から2間上に出す形をとる戦法のことです。序盤における構えの一種とされています。
「浮き飛車」のポイント
飛車という駒は、前方・後方・左右に制限なく動くことができ、攻撃の要となります。
ただし、他の駒を飛び越えることはできないので、初期配置では飛車の前にある「歩」を進めておかないと、敵陣の方向に進むことはできません。飛車の前にある歩は「飛車先(の歩)」とも呼ばれます。
浮き飛車に構えるまでの動き方は何通りか考えられます。まず飛車先の歩を進めていき、早々に相手の歩と交換してから2間上に飛車を出す方法や、歩や金を動かしていく中で、飛車先の歩が2間上に動いた後ろを追いかけるように飛車を出す方法などがあります。
「浮き飛車」のメリット
飛車は攻撃の要となる駒です。浮き飛車に構えることで、早くから様々な攻撃の戦法につなげていくことができます。
飛車は横にも自由に動くことができるため、いち早く前に出すことで時に守りのような効果を発揮することもできます。
例えば、序盤で浮き飛車に構えることで、相手が飛車先の歩を交換しようとするのを防ぐことも可能です。
「浮き飛車」の例文・用例
浮き飛車を使った例文・用例を紹介します。
●お、浮き飛車に構えられた。こちらも何か対策を講じないとな・・。
●浮き飛車からどんな戦法に繋げられるか、いくつか形を知っておくとよさそうだね。
SNSでの「浮き飛車」の使われ方
[嬉野流変化]
まず、相手を雁木に誘導して、
雁木できたら、図のように
一旦68銀左57銀右型で平たく
構えたあと、2枚銀でなく、
▲66歩▲67銀として
その後▲35歩△同歩▲46銀と
斜め棒銀狙うと良いかと思い考え
ました。76歩は、△85飛車と
浮飛車にきたときのみ突く。 pic.twitter.com/iRa7aGl1Rk— BLACKROCK (@qnFvaViqfPGfTgR) January 21, 2020
たぶんノマ四間の〇〇流みたいなのってほとんどが居飛穴対策よね、最近は急戦やミレニアムが多いんで四間側は個性を出しにくいかなと。居飛穴対策で思いつくのは浮き飛車・野島流・世紀末四間・スーパー四間・48飛戦法・mars流(ツノ銀45歩)
— Mars (@MarsUrbex) November 29, 2020
「浮き飛車」の類義語
浮き飛車の類義語は、「高飛車」です。
こちらも「浮き飛車」と同じ戦法を指して使われます。
また、相手を威圧するような戦法であることから、「高飛車」は「高圧的な態度」という意味でも使われています。
「浮き飛車」の対義語・反意語
浮き飛車の対義語・反意語はありませんでした。