「実務者研修」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「実務者研修」の意味とは

実務者研修とは、幅広い利用者に対しての基本的な介護能力を身に着けることを目的とした研修という意味です。
幅広い利用者に対する基本的な介護提供能力の習得を目標としている研修であり、「介護職員初任者研修」と共通する内容も多く、実務者研修を修了することで「サービス提供責任者」として勤務できるようになります。
以前まで実施されていた「介護職員基礎研修」や、「訪問介護員養成研修」1〜3級を、実務者研修に一本化されました。
これまでは医療行為とされていたたんの吸引、経管栄養も、実務者研修を受講するなど一定の条件下で可能となりました。
受講にかかる費用は、取得済みの介護資格や、受講するスクールによって異なります。

「実務者研修」を受けられる人

実務者研修は、誰でも受講可能です。
ただし、基本的な介護知識や、スキルが身に着いていることが限定となっています。
介護について資格や経験がない方は、「介護職員初任者研修」を先に受講すると良いでしょう。

「実務者研修」の受講時間

実務者研修は、一般的に20科目を450時間かけて受講します。
しかし、介護職員初任者研修をはじめとし、すでに取得済みの資格によっては免除されるカリキュラムがあります。

「実務者研修」と「介護職員初任者研修」の違い

「実務者研修」は、国家資格である「介護福祉士」を受検するための要件であり、福祉系の高校卒業などの実績がない方は、取得しなければならない資格です。
一方、「介護職員初任者研修」は、かつての「訪問介護員養成研修2級」であり、介護についての基礎や技術について学ぶ研修で、介護福祉士の受検要件には含まれていません。
また、受講期間も大きく異なり、「実務者研修」では450時間の受講が必要ですが、「介護職員初任者研修」は合計130時間の受講で済みます。

「実務者研修」の例文・用例

実務者研修

実務者研修を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●初任者研修受講後、実務者研修を修了して、介護福祉士になりました。
実務者研修では、医療的なケアも学べます。

SNSでの「実務者研修」の使われ方

「実務者研修」の類義語

実務者研修の類義語はありませんでした。

「実務者研修」の対義語・反意語

実務者研修の対義語・反意語はありませんでした。

専門用語

Posted by 伊藤優依