「PTD(Publisher Trading Desk)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-11-27

「PTD(Publisher Trading Desk)」の意味とは

PTD(Publisher Trading Desk)とは、媒体社(メディア)が運営する広告運用サービスや組織のことを指すWEBマーケティング用語です。
「パブリッシャートレーディングデスク」とも表記されます。

「PTD(Publisher Trading Desk)」の語源

PTD(Publisher Trading Desk)を分解してみると、「Publisher + Trading Desk」となります。
「Publisher」はこの場合、広告を掲載する媒体社、メディアを意味します。
「Trading Desk」とは、広告主の代わりにデジタル広告の運用を代行するサービスのことです。

「Trading Desk(トレーディングデスク)」は通常広告主に向けて提供されますが、「Publisher(パブリッシャー)」がつくことで、メディアが持つデータを活用し、メディア側の広告収入アップを目的として広告運用を代行するサービス・組織という意味になります。

「PTD(Publisher Trading Desk)」の普及の背景

日本国内では2015年ごろから耳にするようになった「PTD」ですが、その背景には「純広告の売上低下」と、それに伴い「運用型広告の台頭」が顕著になっていったことが大きく関わっています。

「運用型広告」は買い手(広告主側)主導となっており、広告主は自らのデータを使って広告を運用するため、メディアのコンテンツ自体の価値は下がってしまいました。
クオリティを追求しても、広告収入に繋がらないという状況に陥ってしまったのです。

そこで、メディア側が持つオーディエンスデータを有効活用し、同じようなユーザーが訪れる外部メディアにも広告を配信できるように買い付ける仕組みである「PTD」が普及していったのです。
これにより、メディアの広告枠としての価値が「PV至上主義」に傾きかけていたのを、メディア本来の価値である「コンテンツの充実度」でも測れるようになりました。

「PTD(Publisher Trading Desk)」の例文・用例

PTD

PTD(Publisher Trading Desk)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

PTDのシステムをうまく活用して、広告収入を上げていこう。
●より良質なコンテンツを充実させて、PTDを導入する準備をしましょう。

SNSでの「PTD(Publisher Trading Desk)」の使われ方

「PTD(Publisher Trading Desk)」の類義語

PTD(Publisher Trading Desk)の類義語はありませんでした。

「PTD(Publisher Trading Desk)」の対義語・反意語

PTD(Publisher Trading Desk)の対義語・反意語はありませんでした。