「顎クイ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-07-06

「顎クイ」の意味とは

顎クイとは、相手の顎を指で持ち上げ、顔を自分の方に向けさせるという意味です。

「顎クイ」の語源

「顎クイ」の語源は、相手の顎を指で「クイ」っと持ち上げることです。それを略した言葉が「顎クイ」です。

「顎クイ」の由来

2000年代後半、男性が女性を壁際に追い詰め、壁を背にした女性の脇に手をついて迫る動作を「壁ドン」というようになりました。

「壁ドン」の次に流行すると紹介されたのが「顎クイ」です。

「顎クイ」が広まるきっかけとなったのは「Popteen」モデルの前田希美さんがツイッターで「最近は、【壁ドン】より、【顎クイ】に萌える」と画像付きで投稿したことでした。

これを見た女性たちが「顎を持ち上げられるとキュンとする」とか、「次の展開が予想できるからドキドキする」などと共感したことにより一気に広まったと考えられます。

その結果、2014年にAbemaが行った「流行したモノ・コト ランキング」で1位の「壁ドン」とともに9位にランクインしました。

「顎クイ」流行の背景

「顎クイ」流行の背景には、草食系男子の増加が考えられます。

かつてに比べ、男性がおとなしくなり強い主張をしなくなっている現代。

「顎クイ」が流行したのは、強引に引っ張って欲しいという願望の表れかもしれません。

「顎クイ」の注意点

女性から人気のある動作として定着した感のある「顎クイ」ですが、実行する場合は慎重に行わなければなりません。

下記の二つの条件を満たしていないなら、うかつに「顎クイ」を行うべきではありません。

「勘違い野郎」として、取り付く島もないほどの冷たい対応をされる可能性があるからです。

「相手の女性から好意を持たれている」

嫌いな男性に「顎クイ」されても、嫌悪感が増します。

「容姿に自信がある」

そもそも、「顎クイ」は、「絵になる」からこそ好まれるという性質があります。

アニメやドラマに登場するイケメンがやるからこそ、女性もときめくというものです。

「顎クイ」をする側が、される側よりも身長が高いほど「絵になる」ので、女性が燃える可能性は上がります。

男性が「顎クイ」をする理由

女性から萌えるしぐさとして有名な「顎クイ」ですが、どうして男性は女性に「顎クイ」するのでしょうか。

もっともわかりやすい理由は、

自分より背が低い女性にキスをするなら、顎を持ち上げて顔を近づけたほうがキスしやすいからです。

そうすることで、互いにキスがしやすくなります。

次に、相手の女性の反応を見たいからという理由もあるでしょう。

「顎クイ」をした時の女性のしぐさで自分に対する好意を図ろうとするのかもしれません。

また、女性のことをドキドキさせたくて「顎クイ」することもあるでしょう。

「顎クイ」の例文・用例

「顎クイ」を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●最近は壁ドンより顎クイ に萌える。
●私も好きな男性に顎クイされてみたい。

SNSでの「顎クイ」の使われ方

「顎クイ」の類義語

「顎クイ」の類義語は、「壁ドン」です。

もともと、「顎クイ」は「壁ドン」から派生したという側面があり、ともに相手をドキドキさせる男性のしぐさという点で共通点があります。

「壁ドン」、「顎クイ」ともに、昔から小説やテレビドラマ、アニメなどでみる行動でしたが、名前を付けられることでさらに明確化したといってもよいでしょう。

ほかにも、「床ドン」や「股ドン」、「網トン」などの派生語を生み出しました。

「顎クイ」の対義語・反意語

顎クイの対義語は、ありませんでした。。