「おやかく(親確)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「おやかく(親確)」の意味とは
おやかく(親確)とは、親の確認を取るという意味です。
「おやかく(親確)」という言葉の誕生
新卒における就職活動において使われています。
近年学生の就職先に対して、親が反対することも多く、それによる急な辞退や親からのクレームを防ぐために、事前に親に確認を取らせる企業が多くなったことから使われるようになりました。
学生が就職を希望していても親が反対することでトラブルに発展することもあるようです。親から直接問い合わせがきたり、親から反対されているので辞退したいと言う学生もいるようです。
「おやかく(親確)」の注意事項
企業は学生だけでなく親へのアピールも行っていかなければいけません。
例えばパンフレットや手紙を送ったり、親向けの説明会を行ったり行ったり、良い会社であることをアピールし企業の味方になってもらう必要があります。
そうすることで離職を考えた時に引き留めてもらえる効果も期待できます。
ただ、就職するのは学生本人なので、自分の意思で入社を決められるよう企業側もサポートする必要があります。
「おやかく(親確)」の印象
とはいえ、確認される親はあまりいい印象を抱かないこともあり、むしろ印象が悪いと言う親も多いです。
まだ学生とはいえ、成人しているケースも多く一個人として本人の意見を尊重すべきと言う意見が挙げられます。
上記のことから、反対したりクレームを入れる親の方が特殊と言えそうです。
「おやかく(親確)」の普及に繋がったトラブル例
・内定承諾書を親が会社まで持参し、対応せざるを得なくなった
・親から就職人気ランキングに入っていない企業への就職は認めないと言われた
・親が自社製品を嫌っているのでと言う理由で辞退
・内定後に倒産の心配はないか親から確認の電話がきた
・内定後に一人暮らしを親に認めてもらえない
・入社後、こんなに遅くまで働かせるのはおかしいと親からクレームがきた
・親から退職届けが届き、親が全ての退職処理をした
「おやかく(親確)」の例文・用例
おやかく(親確)を使った例文・用例を紹介します。
●今日は内定者のおやかく(親確)の状況を確認する。
●おやかく(親確)をしないと急な内定辞退やトラブルに繋がるので、大切だ。
SNSでの「おやかく(親確)」の使われ方
企業が”オヤカク”と称して親の内定承諾を取り付けるなんてことも行われている昨今、優秀な学生を確保するには、「母親」がキーパーソンかもしれません。
https://t.co/8yNvUv8Fdf— NHKニュース (@nhk_news) July 12, 2020
オヤカク(親に確認)が必要な内定者は採用しないほうがいい https://t.co/cufC6ScFNR#マネたま@manetama_jpさんから
大学卒業してんだから、自分の意思で自分の道は決めるのが自立だよなあ。
— 山椒は小粒でもちいたべあ (@takatobi002) January 6, 2020
「おやかく(親確)」の類義語
おやかく(親確)の類義語は、ありませんでした。
「おやかく(親確)」の対義語・反意語
おやかく(親確)の対義語は、ありませんでした。