「パネマジ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「パネマジ」の意味とは
パネマジとは、写真と実物の容姿がかけ離れているという意味の若者言葉です。
「パネマジ」の語源
パネマジは「パネルマジック」の略語です。
元々は風俗業界や水商売において使われていた言葉で、「パネル」というのは店頭などに掲げられている「在籍写真」のことを指します。「うちの店にはこんなキャスト(女の子)がいますよ」というのをアピールするための看板のようなものです。
また店頭パネルだけでなく、出張型風俗店を含めた店舗のサイトに載っている写真を指すこともあります。
この写真はお客さんに少しでも好印象を与えるために一番いい写りのものを採用する上に、光の加減や加工技術などを使って実物よりも容姿端麗に見せていることが多くあります。この一連の技術を「マジック(魔法)」に例えていることから、写真で期待していた容姿とはかけ離れた印象のキャストが登場することを「パネルマジック→パネマジ」と表現するようになりました。
「パネマジ」の表現の広がり
近年ではスマホアプリでも簡単に写真を加工できることから、SNSのアイコンなどと実物の容姿が違う場合などにも「パネマジ」という表現が使われるようになりました。
気の合いそうな人との出会いを斡旋するマッチングアプリなどでは、プロフィール写真容姿を期待したものの、実際には印象の違う人と出会ったということも多々あります。古くは「お見合い写真」でも起こっていた現象です。
また、ネット通販においてもこの「パネマジ」が使われることがあります。
これは、ネット通販のサイト(ECサイト)の商品紹介として載っている写真と、実際に手元に届いた商品の見た目が著しく違っていることを表します。
特に衣服などは、モデルが着用しているアイテムとかなり印象の異なるケースもよく見られます。
このように「パネマジ」は、風俗業界や水商売の分野だけでなく「写真と実物が違っていた」ことを広く表す言葉になっています。
「パネマジ」の例文・用例
パネマジを使った例文・用例を紹介します。
●え、この子はさすがにパネマジでは…?
●この服ネットで安かったけどパネマジだったなぁ~。
SNSでの「パネマジ」の使われ方
パネマジすぎてキャンセルするレベル https://t.co/MQFTeF2Q11
— さちゃん (@___schan26) October 1, 2021
カラコンと裸眼壊滅的に顔が違うぅ
パネマジて言われてまうよ߹ᯅ߹?— ふわり?DOLCE川崎校? (@DOLCE_Fuwari) October 2, 2021
「パネマジ」の類義語
パネマジの類義語は、「ゲレンデマジック」「マスクマジック」です。
「ゲレンデマジック」はゲレンデでスキーやスノーボードのウェアを着ている人をより魅力的に感じる現象、「マスクマジック」は同様にマスクを着用していることでより魅力的に見える現象のことをいいます。
「パネマジ」の対義語・反意語
パネマジの対義語・反意語はありませんでした。