「決まり手」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「決まり手」の意味とは
決まり手とは、相撲で勝敗が決まった時の技という意味で、極まり手(きまりて)とも書かれます。
大相撲の「決まり手」一覧
決まり手には、次のようなものがあります。
基本技7手
突き出し・突き倒し・押し出し・押し倒し・寄り切り・寄り倒し・浴びせ倒し
投げ手13手
上手投げ・下手投げ・小手投げ・掬い投げ・上手出し投げ・下手出し投げ・腰投げ・首投げ・一本背負い・二丁投げ・櫓投げ・掛け投げ・掴み投げ
掛け手18手
内掛け・外掛け・ちょん掛け・切り返し・河津掛け・蹴返し・蹴手繰り・三所攻め・渡し込み・二枚蹴り・小股掬い・外小股・大股・褄取り・小褄取り・足取り・裾取り・裾払い
反り手6手
居反り・撞木反り・掛け反り・襷反り・外襷反り・伝え反り
捻り手19手
突き落とし・巻き落とし・とったり・逆とったり・肩透かし・外無双・内無双・頭捻り・上手捻り・下手捻り・網打ち・鯖折り・波離間投げ・大逆手・腕捻り・合掌捻り・徳利投げ・首捻り・小手捻り
特殊技19手
引き落とし・引っ掛け・叩き込み・素首落とし・吊り出し・送り吊り出し・吊り落とし・送り吊り落とし・送り出し・送り倒し・送り投げ・送り掛け・送り引き落とし・割り出し・うっちゃり・極め出し・極め倒し・後ろもたれ・呼び戻し
非技(勝負結果)5種
勇み足・腰砕け・つき手・つきひざ・踏み出し
非技(勝負結果と認められていない技)
以下の決まり手が使われた場合、決まり手もしくは反則に当てはめます。
矢柄投げ・空穂づけ・撓め出し・五輪砕き・不浄負け
「決まり手」の例文・用例
決まり手を使った例文・用例を紹介します。
●次の取り組みでは、なかなか見られない決まり手撞木反りを見てみたい。
●彼の相撲を見ていると、いろいろな決まり手を勉強できる。
SNSでの「決まり手」の使われ方
【相撲の決まり手っぽい雰囲気の言葉】
炊き出し pic.twitter.com/YhkSUJdd6u— ンバヂ (@nbaji9) October 16, 2020
どんな決まり手で負けたのかもその力士を知る上で知りたいんですよ。 pic.twitter.com/VlVfl143o3
— 一十四(完全本物) (@minogakoi) January 23, 2021
競輪の「決まり手」
相撲以外では、競輪でも「決まり手」があり、4つの種類があります。
逃げ
「逃げ」とは、レースの最後の1周の時点で先頭を走る選手が、後続の選手に追いつかれずそのまま1着で入ることです。
捲り
「捲り」とは、ラスト1週になった時点で中位から後方を走るラインにいる先行選手が、残りの半周くらいから一気に上がり、前を走る選手を抜いて1着もしくは2着に入ることです。
差し(追い込み)
「差し」とは、ラインの2番、3番手の選手が、ラストの直線で自分のラインの先頭を抜き1~2着に入ることです。
または、先頭の選手の後ろについた選手が、4コーナー通過後、ラストの直線で一気に抜き去ることを言います。
マーク
「マーク」とは、ラインの2番、3番手の選手が、先を走る選手を抜くことができず2着で終わることを言います。
最後の直線で1着を抜き去りゴールすれば「差し」ですが、抜けなければ「マーク」です。
そのため、決まり手の中でも唯一1着になりません。
「決まり手」の類義語
決まり手の類義語はありませんでした。
「決まり手」の対義語・反意語
決まり手の対義語・反意語はありませんでした。