「肉芽」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「肉芽」の意味とは
肉芽とは、皮膚にできた傷を治すために生じる、盛り上がって出来る肉のかたまりという意味です。
怪我をすると、人間の体は自然治癒力によって、怪我をする前の状態に戻ろうとします。
そのために細胞は傷の部分に働きかけますが、その一つが肉芽となる組織を作ることです。
肉芽の成分は、主に繊維芽細胞や毛細血管、遊走細胞、好中球や大食細胞などを含む滲出液などとなっています。
組織を再生させるために重要な役割を果たしますが、役割を終えると組織を構成する成分は、恒常性の維持に必要なものだけ残し、あとは瘢痕(はんこん)となります。
傷が治るステップと「肉芽」
傷が治るのは、以下のようなステップがあると言われています。
1血小板の凝集と血管収縮作用により、血が止まります。
2貪食細胞であるマクロファージが、死んだ創面の組織を取り込み綺麗にします。
3コラーゲンを主体とした繊維芽細胞が、肉芽組織による修復が始まります。
4修復を終えると肉芽組織は瘢痕組織へと変化し、傷が安定します。
「肉芽」の別の意味や使われ方
肉芽は他にも、植物のナガイモやヤマノイモなどに見られる、多肉質となった塊状の腋芽のことを言います。
変態芽の一種であり、「むかご」とも言われます。
肉芽に多くの養分をたくわえ、葉は退化していきますが、その後母体から離れて、地上で発芽し、新しい個体になります。
「肉芽」の例文・用例
肉芽を使った例文・用例を紹介します。
●明日は肉芽の除去に行ってきます。
●肉芽が盛り上がって来たんだけど、良くなるかなあ。
SNSでの「肉芽」の使われ方
気づいたらヘリックスめっちゃ肉芽じゃん?
#ちゅまピアスpic.twitter.com/DlNgu4wPTo— ちゅまるん☃️ (@churulu4242) September 30, 2021
今日知ったのですが
ダイソーのテーピングコーナーに巻爪用の対策グッズ売ってました
先端脇が痛いのであれば保護できます!悪くなると肉芽になって
麻酔刺して爪切除する羽目になるので
悪化させないよう気をつけてくだせぇ!
あと、巻いているのであればこれがおすすめです! pic.twitter.com/1b52qFzYyW— あぼ@初取引ツイフィ必読 (@sasako_abon) September 26, 2021
「肉芽」の類義語
肉芽の類義語はありませんでした。
「肉芽」の対義語・反意語
肉芽の対義語・反意語はありませんでした。