「ハロンタイム」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ハロンタイム」の意味とは
ハロンタイムとは、競馬レースにおける200mごとの所要タイムという意味です。
「ハロンタイム」の語源
ハロンタイムの「ハロン」とは、イギリスで使用されている「furlong」という距離を表す用語のことです。1furlong=201.168mですが、日本では200mに換算して使用しています。
競馬のレース場には200mごとにゴールまでの距離を示す標識が立てられていて、これを「ハロン棒」と呼びます。
そこから、1ハロン=200mごとのタイムを「ハロンタイム」と呼んでいます。
レース全体のハロンタイムと、馬ごとのハロンタイムが存在し、前者の場合は計測時点で先頭にいる馬が基準となります。
「ハロンタイム」の速さ
ハロンタイムの速さの基準は、12.0~12.9秒ほどです。このタイムを切るとハイペース、これ以上かかると遅れ気味ということになります。
開催されたレースごとのハロンタイムは、JRAのホームページでレース結果と共に確認することができます。
「ハロンタイム」の見方
ハロンタイムに関連してよく聞かれる用語としては、「上がり3ハロン」というものがあります。これは、レースの最後の3ハロンのタイムのことで、ゴール前600mの所要タイムを指します。
競馬レースでは序盤から中盤にかけては少しペースを抑えてスタミナを温存し、ラストスパートで全力疾走する場合が多いため、この「上がり3ハロン」が注目されます。
上がり3ハロンがおおむね33秒台であれば、いいペースだといえます。
「ハロンタイム」の例文・用例
ハロンタイムを使った例文・用例を紹介します。
●11秒台か、ハロンタイムを見るとハイペースだな。
●ハロンタイムがちょっと落ちてきたね。
SNSでの「ハロンタイム」の使われ方
菊花賞 考察②
例年3コーナーから直線にかけてのペースが極端に早くなる展開に
最後に脚のない逃げ・先行馬にとっては苦戦個人的な推し要素は
1.前走残り600mからピッチが11〜12秒前半の展開で且つ連対した馬
2.前走上り3ハロンタイムが3位以内アリストテレスはこの2点をクリアだが課題は斤量か… pic.twitter.com/pu7fK27iDH
— ゴンジセ (@gonzise) October 21, 2020
9/19 配信3レース目 大井9レース
◎7 ウィンウッド
○1 キョウエイファスト
▲4 ミトノマジック本命はウィンウッド。
前走大井1200m戦では逃げるミルクディッパーを番手でマーク。
前半3ハロン35.5も速いもののハロンタイムが12.4-12.3と後続を離したレース振りの通り2頭で競り合った。 pic.twitter.com/J8PaQVXh12— なの@南関競馬 (@nanoion_krrw) September 19, 2021
「ハロンタイム」の類義語
ハロンタイムの類義語は、「ラップタイム」です。
スタートしてからある地点までのタイムのことで、ハロンタイムはラップタイムの一種です。ハロンタイム以外にも、スタートから1000mまでのタイムなどが挙げられます。
「ハロンタイム」の対義語・反意語
ハロンタイムの対義語・反意語はありませんでした。