「スラルガンド」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「スラルガンド」の意味とは
スラルガンドとは、だんだん遅く、徐々に幅広くという意味の演奏記号です。「ズラルガンド」とも表記します。
「スラルガンド」の語源
スラルガンドの語源は、イタリア語の「slargando」です。
イタリア語で「slargare」という言葉があり、こちらは「拡大する、広げる」といった意味で使われます。そこに接尾辞である「-ando」をつけて活用したのが「slargando」となっています。
音と音の間、音符同士の間を徐々に広げていく=速度が落ちていくことから、だんだん速度を遅くする際の指示に使われる速度記号として用いられるようになりました。
「スラルガンド」の特徴
スラルガンドは、速度記号の中では使われる頻度が少ない用語となっています。
「だんだん遅く」と指示する速度記号は他にも多く存在し、そちらが使われることの方が一般的です。
19世紀にフランスで活躍したベルギー出身の作曲家でありオルガニストのセザール・フランクによる「ヴァイオリンソナタ」の第二楽章で、この「スラルガンド」が使われています。
だんだんと遅く、そして「ゆったりと幅広く」していくことから、「だんだんとラルゴに」と解釈されることも多いです。「ラルゴ」とは、極めてゆったり、ゆっくりと演奏することを指示する速度記号のことです。
「スラルガンド」の例文・用例
スラルガンドを使った例文・用例を紹介します。
●かなり珍しいな、スラルガンドなんて。
●スラルガンドなのでもう少し速度を落としましょう。
SNSでの「スラルガンド」の使われ方
slargandoスラルガンドだんだん幅広く
— 音楽用語BOT (@ongakuyougobot) October 25, 2020
家にある新しい楽典という本(実際はかなり古いけどw)によると、だんだん遅くする音楽記号はritardando、rallentando、slentando、slargando、lentandoがあるらしい。どれがどう違うのかは書いてない。
— いちかわ (@revirytic) August 5, 2012
「スラルガンド」の類義語
スラルガンドの類義語は、「リタルダンド(ritardando)」「アッラルガンド(allargando)」です。
「リタルダンド」は「だんだん遅く」、「アッラルガンド」は「だんだん強く遅く」という意味で使われています。
リタルダンドは「rit.」という略記で譜面に記載されていることが多く、アッラルガンドは「allarg」と略されることがあります。
「スラルガンド」の対義語・反意語
スラルガンドの対義語は、「アッチェレランド(accelerando)」です。
こちらは「だんだん速く」という意味の速度記号です。「accel」と略記されます。