「トンデモ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「トンデモ」の意味とは
トンデモとは、現実や常識から逸脱した内容や主張などを指す言葉です。「トンデモ本」「トンデモ説」「トンデモ物件」のように、「トンデモ」を名詞の前に付けて用いられることが多いです。
また、「とても」のように程度を強調するときにも使われます。
「トンデモ」の語源
「トンデモ」は「とても考えられない」を表す「とんでもない」を略した表現です。
「トンデモ」の発祥
藤倉珊が自らの著したエッセイ集で提唱した言葉「トンデモ本」が「トンデモ」の発端とされています。その中で、横田順彌の「日本SFこてん古典」に登場するような「奇書」を「トンデモ本」という概念で表しました。これは、著者の無知や勘違い、誤解や妄想などの要素から、常識を逸脱した凄まじくおかしな内容になった本のことで、藤倉珊は「著者が意図したものとは異なる視点で楽しめるもの」と定義しました。
山本弘をはじめとするトンデモ本の愛好者たちが、世間のトンデモ本やトンデモ物件を品評することを目的とする「と学会」を発足して「トンデモ本」を広めていった事で「トンデモ本」は定着していくようになりました。
「トンデモ」の例文・用例
トンデモを使った例文・用例を紹介します。
●あの人借りたランチ代1ヶ月も返さないなんて、いくらなんでもトンデモすぎじゃない?
●実は内覧した家がトンデモ物件だったの!
SNSでの「トンデモ」の使われ方
FGOのアラハバキ、モチーフの遮光器土偶=アラハバキ神という解釈の初出が偽書(いわゆるトンデモ本)の東日流外三郡誌なのまさにでっち上げの人造神に相応し過ぎる出自なんだよな
— masa( ’ ë ’) (@masa_Nautilidae) November 22, 2021
こんなトンデモ判決を下したのは、また地裁か。リツイートが本人発言になるなら、リツイート主が元ツイートの著作権を主張できるようになるぞ。日本の地裁のレベルの低さは何とかならんのか。裁判官が著作権法も知らないとは。 https://t.co/Sx8T97ps0T
— 高村武義 #WalkAway (@tk_takamura) December 1, 2021
「トンデモ」の類義語
トンデモの類義語は「とんでもない(こと)」、「あり得ない(こと)」などです。意味はいずれも「トンデモ」と同じです。
「トンデモ」の対義語・反意語
トンデモの対義語・反意語はありませんでした。