「セクションカット」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「セクションカット」の意味とは
セクションカットとは、頭を部分分けしてヘアカットを行うことです。
セクション(section)は英語で「分割された部分」を意味します。
セクションカットにおいて、分割した各部分を「セクション」と呼びます。
セクションの分け方や個数は、頭の形や作りたいヘアスタイルによって変わります。
一般的に「ぼんのくぼ(※)」を境界として上下のみに分けることを「2セクションカット」、あるいは3つ以上に分けることを「マルチセクションカット」と言います。
(※ぼんのくぼ:後頭部と首の境目にある少し窪んでいる位置のこと)
ちなみに分割しないでカットすることを「1セクションカット」と言ったりもします。
セクションごとに異なるカットを施すことで、骨格による補正や質感の調整はもちろん、多様なデザインにチャレンジしやすくなります。
「セクションカット」における各部位
セクションカットにおける主な部位(セクション)として、以下6つを挙げることができます。
・フロント
・トップ
・バリエタル
・オキシビタル
・テンポラル
・ネープ
フロントは、前髪のことです。
トップは、頭頂部を指します。
トップから伸びる髪は、髪全体の表面を作るため、スタイルの高さを決めるセクションと言えます。
バリエタルは、左右のハチ(※)を後ろで繋いだエリアのことです。
(※ハチ:頭頂部とサイドの左右の境目にある出っ張りのこと)
主にハチの張り具合や後頭部の絶壁(※)に考慮して、ボリュームを調整します。
(※絶壁:頭頂部から後頭部にかけて丸みのない、直線的な骨格のこと)
バリエアルの下に位置するオキシビタルは、絶壁で無い場合、後頭部で最も丸みのある部分を指します。
オキシビタルから生えている髪の毛は、基本的に髪全体の内側に入ります。
表面には見えてこないため、主にボリューム調整が施されます。
テンポラルは、耳回りのことで「サイド」と呼ばれる部位で、横髪の長さを決めます。
ネープは、襟足のことです。
「セクションカット」を応用したヘアカット
セクションカットを応用したヘアカットとして、以下4種を紹介します。
・グラデーション・オン・グラデーション
・レイヤー・オン・グラデーション
・グラデーション・オン・レイヤー
・レイヤー・オン・レイヤー
グラデーション・オン・グラデーションとは、2セクションカットで上下でグラデーションカット(※)を施したヘアスタイルのことです。
(※グラデーションカット:毛先に細かい段差をつけるカット手法)
分割しない通常のグラデーションに比べて、動きが出て、ボリュームの調整もしやすいです。
レイヤー・オン・グラデーションとは、2セクションカットで上にレイヤーカット(※)、下にグラデーションカットを施したヘアスタイルのことです。
(※レイヤーカット:グラデーションカットに比べて大きめの段差をつけるカット手法)
厚みと動きのあるデザインが特徴で、ストリート系の若者の間で流行しました。
グラデーション・オン・レイヤーとは、レイヤーの上にグラデーションが乗っかる形のヘアスタイルです。
一方、上下ともにレイヤーを施しすことをレイヤーオンレイヤーと言います。
セクションカットで行わないレイヤーに比べて、無造作な束感が加わります。
※参考:https://www.rasysa.com/special/200605001/basic/application/2/
「セクションカット」の例文・用例
セクションカットを使った例文・用例を紹介します。
●美容学校でセクションカットを習う。
●セクションカットでアレンジを加える。
SNSでの「セクションカット」の使われ方
最近ショートスタイルは
2セクションカットで組み合わせて作るのが流行り♬ショートカットへのお悩み解決してあげたいなぁ〜✂︎#ナオキヘアドレシッング銀座#銀座美容院pic.twitter.com/h1QmT6hTq4
— みかもり つよし/吉祥寺の美容師 (@tsuyoash) February 8, 2021
chunさんに〜
セクションカット〜
してもろたよ〜
今更だけど〜 pic.twitter.com/ncsH8XtLWS— さとをきらり✂︎ (@charari_com) March 31, 2015
「セクションカット」の類義語
セクションカットの類義語はありませんでした。
「セクションカット」の対義語・反意語
セクションカットの対義語・反意語はありませんでした。