「()」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「()」の意味とは
()とは、(笑)の笑という漢字を省略したネットスラングです。
(笑)と同じように「笑う」という意味で使われますが、「()の中に笑いがない」ということから、どちらかというと嘲笑や冷笑、苦笑といったニュアンスが含まれます。
(笑)は「カッコ笑い」「笑い」など読み方がありますが、こちらは定まった読み方はなく、記号のような使われ方をします。「空括弧」と呼ぶこともあります。
「()」の普及の背景
元々は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で使われていましたが、2010年代に入って以降、TwitterなどのSNSでも頻出するようになりました。
「()」の別の意味や使われ方
SNSで見られるようになると、「嘲笑」という意味ではなく元々の「笑う」という意味で使う人や、ボケや冗談のあとにつけてツッコミのようなニュアンスで使う人も増えていきました。
文脈に合わせて、意味合いが少しずつ変わっています。
「()」の例文・用例
()を使った例文・用例を紹介します。
●いや~寝坊した()
●お~意識高いですね~()
SNSでの「()」の使われ方
変な物はやらせるな()
— COSMOさぷれっさあ (@urnm_Cosmo) February 16, 2020
「()」の類義語
()の類義語は、「w」です。
「w」を重ねることで大笑いしている表現になりますが、「w」ひとつだけの「単芝」と呼ばれる表記では、同じように嘲笑したり皮肉を言った後につけることが多いです。
また、ツッコミのような役割で使う場合での類義語は「←」になります。
これは「←オイ」などのツッコミの、言葉の部分が省略されたネットスラングです。
「()」の対義語・反意語
()の対義語は、「(笑)」「www」「草」などです。
場面にもよりますが、こちらはあまり「嘲笑・冷笑」といったニュアンスは含まれず、シンプルに笑っているという表現で使われることが多いです。
表記は多岐にわたり、「(笑)」に近しい「(爆)」は爆笑の略語です。若い女性では「わら」と表現する人も多いです。
「www」については、かなりの数を重ねることで大爆笑していることを表し、「草」は「大草原」「大草原不可避」「草超えて森」など、現在も様々なスタイルの表現が生まれています。