「バラす」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「バラす」の意味とは
バラすとは、仮抑えしたスケジュールをキャンセルするという意味です。
「バラす」と「キャンセル」との差異
正式に決定した取り決めを「キャンセル」すると、キャンセル料や違約金が発生することが多いですが、「バラす」は、仮抑えした状態の約束を「なし」にする意味合いで使われる言葉です。
そのため、使い分けとしては、キャンセル料がかかるものは「キャンセル」、キャンセル料がかからないものは「バラす」と考えるとわかりやすいでしょう。
「バラす」の利用時の注意点
バラすには、「キャンセルする」以外にも多くの意味合いがあります。
代表的なものでは、舞台装置や音響教材を解体して片づけることを言い表す時も、同じく「バラす」です。
しかし、ほかにも秘密を他者に漏らすことや売り飛ばすこと、人を殺すことも同じくバラすと表現することがあります。
相手が不快に思ったり、恐怖を感じることがない文脈で使うようにしましょう。
「バラす」以外のおっさんビジネス用語
バラす以外にも、おっさんビジネス用語としては以下のような例があります。
ネゴる
ネゴるは「ネゴシエーション(negotiation)」を略した言葉で、「交渉する」「折衝する」などという意味合いで使われる言葉です。
「案件を進める前に、先に上司にネゴっておいたほうがいいな」「このスケジュールで進めていいか、先方にもネゴっておいてくれる?」などのように使われます。
事件現場で犯人と交渉し、投降するよう説得する「ネゴシエーター」が映画にもなったため、比較的耳にすることが多くなった言葉です。
サマる
サマるとは、「サマリー(summary)」がもとになっている言葉で、「要約する」という意味合いで使われる言葉です。
「昨日の議事録、サマっておきます」「あまりサマるのは得意じゃないんですよね…」などのように使われます。
なお、データをサマる場合には、「データを集計する」という意味合いで使われることが多いので注意しましょう。
「バラす」の例文・用例
バラすを使った例文・用例を紹介します。
●この日だと予定が合わないメンバーがいるので、いったんバラすことにしましょう。
●予約確定前なので、今ならまだ無料でバラすこともできますよ。
SNSでの「バラす」の使われ方
「バラすってどういう意味でしょうか?」https://t.co/VhHT7yr7o3
「バラすという場合は、仮押さえの状態のものがなくなる時に使います。
それを区別するためにキャンセル料がかかるものはキャンセル、かからないものをバラすというと、混乱が避けられます。」— takami (あとまくぶろぐ) (@atmkblog) May 10, 2017
しょうもないから明日の予定はバラす事に??すみません〜とかなんだよw
友達の言葉を借りるなら
育むつもりのない人とのやりとりは疲れる例え予定がキャンセルになっても相手も育むつもりのある人だとこうはならない、ドタキャンなっても無問題?
ぽっかり空いた明日何しよ
大掃除やっちゃうか?— 片岡麻衣/PRコンセプター (@maipempem) December 18, 2018
「バラす」の類義語
バラすの類義語はありませんでした。
「バラす」の対義語・反意語
バラすの対義語・反意語はありませんでした。