「ハレーション」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-12-08

「ハレーション」の意味とは

ハレーションとは、写真で、特に強い光が当たった部分のまわりが白くぼやけて写る現象をさします。さらに、その意味が転じて、まわりに影響を及ぼすことも意味します。多くは悪影響をさします。

「ハレーション」の語源

ハレーションの語源は、英語の「halation」で、写真の分野で用いられていた語です。

写真を撮影するときに、光が強く当たりすぎて、画像が白くぼやけて写る現象をさします。白くぼやけてしまう現象を、日本語では専門的に「光暈 (こううん) 」ともいいます。

写真家はこれを防ぐために、フィルムベースに染料を塗ったり、フィルムベース自体を薄く着色させて反射光を弱くするなど方法をとります。

「ハレーション」の特徴

写真に悪影響を及ぼす現象である「ハレーション」の使用場面が広がり、「他に強い影響を与える」や、「まわりに悪影響を及ぼす」という意味で用いられるようになりました。

「ハレーション」の英語表現

英語では「halation」と表現します。
―There is haketion in this picture.(この写真はハレーションを起こしている。)

「ハレーション」はどこの界隈で使われるのか

ハレーションは、ビジネスシーンで使われることがあります。ビジネスでの「ハレーション」は、「まわりに悪影響を及ぼす」という意味合いで使われることが多いです。

周囲を巻き込むほどの大きな影響が生じた際に「ハレーション」という語が使われます。
―部長の失言でハレーションを起こす。
―ハレーションが起こらないように注意する。

「ハレーション」の別の意味や使われ方

ハレーションはデザイン業界では、「派手な色の組み合わせ」という意味で使われます。彩度の高い色どうしを組み合わせると、目がちかちかする現象をさします。

「ハレーション」の例文・用例

ハレーション

ハレーションを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●現像してみたら、ハレーションを起こして綺麗に撮れていなかった。
●組織内でハレーションが起きて、事後処理に苦労した。

SNSでの「ハレーション」の使われ方

「ハレーション」の類義語

ハレーションの類義語はありませんでした。

「ハレーション」の対義語・反意語

ハレーションの対義語・反意語はありませんでした。