「リクルート」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「リクルート」の意味とは
リクルートとは、人材募集や就職活動という意味です。
もともとの意味が「人材募集」となっており、転じた意味が「就職活動」となります。
人材募集をするのは企業側で、就職活動をするのは求職者なので働き手側です。
意味が転じて使われる場合では、このように立ち位置を逆から見た状態で使われています。
指す先は同じですが、どちら側が使っているかを確認すると誤用や誤解釈もしにくくなるでしょう。
さらにリクルートには「新人、新米」といった、さらに別の意味を持たせることがあります。
「リクルートスーツ」などが、代表的な使われ方です。
リクルートスーツは新卒大学生が着るスーツで、転職活動では使うことはほぼありません。
こうしたことから、単に「リクルート」となっていても新卒大学生の「就職活動」自体を指すことがあります。
企業側からは「人材募集」、働き手側では「就職活動」、特に「若い人の就職活動」と指す意味がいくつかあるので混乱しないようにしましょう。
「リクルート」の語源
リクルートの語源は、英語のrecruitです。
英語のrecruitには、「新兵、補充兵」という意味があります。
こうした意味から転じて、「人材募集」という意味も持ち合わせているのです。
その他にrecruitは「新人、新米」の意味も持ち合わせます。
そのためカタカナ語とニュアンスとしては同じです。
語源の新米・補充兵から人材募集となり、カタカナ語では就職活動自体を指すようになりました。
また語源の新人・新米から、カタカナ語では就職活動のうちで若い人と限定した使い方をしています。
語源のrecruitから派生的に転じているので、語源の意味とセットで覚えましょう。
「リクルート」の専門用語としての使われ方
リクルートは、専門用語として使われこともある単語です。
生物学の世界で、リクルートは上記と全く異なる意味で使われます。
生物学でいうリクルートとは、転写調節因子のことです。
DNAに特異的に結び付くタンパク質の一種を指しています。
専門用語なので細かな部分を覚える必要はありません。
日常会話では、専門用語として使うことはほとんどないでしょう。
ただその意味が出た時に、混乱してしまわないように念のため押さえておきましょう。
ポイントは、生物学の世界ではリクルートという名詞が存在するということです。
なお「RECRUIT」と大文字アルファベット表記の場合、企業名となることも確認しておいてください。
東証一部上場企業なので、日本国内では耳にすることも多いと思いますのでこちらも念のためです。
「リクルート」の例文・用例
リクルートを使った例文・用例を紹介します。
●街中をリクルート スーツの人が増えると季節を感じる。
●転職活動の途中でリクルート されたんだ。
SNSでの「リクルート」の使われ方
【リクルート情報】タミヤを支える熱意あるスタッフを募集します。https://t.co/A1rqnUdssB#タミヤ#tamiyarc#タミヤRC#ミニ四駆#mini4wd
— タミヤ (@tamiyainc) March 23, 2020
無個性の塊みたいな
リクルートスーツを着た学生達。自己分析
エントリーシート
OB訪問
グループディスカッションこれらの就活用語は
新卒フリーランスの私にとって
意味のないものでした。https://t.co/PmAmpY2B9q— 【ZERO ONE】公式 (@V2KzS30qXOOy3sh) March 23, 2020
「リクルート」の類義語
リクルートの類義語は、「求人、社員募集」です。
語源の英語の意味以上に、カタカナ語では意味が限定されていました。
そのためカタカナ語のリクルートが意味するものが、そのまま類義語となっています。
「リクルート」の対義語・反意語
リクルートの対義語は、「求職」です。
意味は、職を探し求めることです。
リクルートの意味のうち、語源に近い求人に対する対義語となっています。
働く人を求めることの反対なので、働く職を求める意味のこちらが当てはまるでしょう。
カタカナ語特有の新卒大学生の就職活動の意味は、こちらでは除いています。