「ノシ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-23

「ノシ」の意味とは

ノシとは、手を振って戻すの動作を指します。

「ノシ」は「のし」読む単語話ではなく、手を振るような動作を表した顔文字です。

言葉として見るのではなく2つの「ノ」を腕として、間の「"」を漫画でいうところの効果線に見立てます。

そのため意味は「バイバイ」、「またね」などの別れの挨拶を表しています。

そのほかには「爆笑」などに合わせたリアクションとして使われることもあるのです。

このように「ノシ」が動作を表す絵文字であることから、表す意味は特定のものにはなりません。

手を振る動作分だけ表すことのできる意味があるとも言えますし、ほかの顔文字と合わせて使うことで表現する意味を強調した使い方も代表的です。

また顔文字と合わせて使うことが多いため、それらに馴染むよう半角表記となっています。

「ノシ」の語源

ノシの語源は、アスキーアートです。

2000年代中期頃から、インターネット掲示板の2ちゃんねるで広まり始めます。

当初は「バイバイ」と「またね」の意味での使用がほとんどであったほか、サッと手を挙げる動作とも捉えられ「挙手」の意味でも多く使われていました。

その後に広まっていき使う人が増えた頃から、他の顔文字と組み合わせれることでさまざまな意味で使われ始めたのです。

こうした点も「動作を表す絵文字」であることの特徴と言えるでしょう。

ちなみに上述した挙手の意味の場合、「ノ」や「ノ"」と略される場合もあるため併せて覚えておいてください。

「ノシ」の顔文字との組み合わせ

ノシは、上述の通り顔文字と組み合わせて使われることの多い単語です。

組み合わせる顔文字で意味が異なるため、組み合わせ分だけの意味を持つことになります。

多くのパターンがあるものの、ネット上で掲示板やSNSで使われる場合にはある程度代表例を挙げることができるのです。

よく使われるパターン例として以下を確認してください。

【またね】

( ̄▽ ̄)ノシ

【バイバイ】

(´;ω;`)ノシ

【爆笑】

(ノシ´∀`)ノシ バンバン

【抗議】

(ノシ 'ω’)ノシ バンバン

などとなります。

「またね」と「バイバイ」は同じ意味ですが、( ̄▽ ̄)ノシでは気楽な様子で(´;ω;`)ノシでは寂しげな様子が伝わります。

このように組み合わせる顔文字で意味が変わるだけでなく、ニュアンスや雰囲気などの細かい点まで使い分けることができるのです。

「ノシ」の例文・用例

ノシを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●もうこんな時間か!そろそろ落ちるわノシ
●それでは。また来週に会いましょう(・ω・)ノシ

SNSでの「ノシ」の使われ方

「ノシ」の類義語

ノシの類義語は、「(=^∇^)ノ”ばいび〜♪」などです。

意味は「ノシ」と同じで、バイバイなどを表す絵文字(アスキーアート)となっています。

この他にも多くのパターンがあり、類義語を挙げきることはできません。

顔文字+動作を表す絵文字のパターンが多ことが特徴です。

そのためアスキーアートで、バイバイなどを動作付きで表すものの全てが類義語と言えるでしょう。

「ノシ」の対義語・反意語

ノシの対義語は、「アスキーアートではない表現」です。
意味は、アスキーアートではなく通常の言葉としての表現です。

「ノシ」はアスキーアートの中で動作を表す単語であり、そのために多くの意味を持っていました。

そのため、それぞれのアスキーアート以外の表現が対義語となります。

顔文字や絵文字はある種の特殊な単語であるため、通常使われる表現の言葉がここでの対義語となるのです。