「藪蛇」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「藪蛇」の意味とは
藪蛇とは、余計なことをしたばかりに災いが起きたり、状況を悪化させたりすることという意味です。
また、不用意な発言で話の流れが変わり、不都合が発生したりとばっちりを受けたりすることを言います。
いずれも、自分がしたことによって不利な状況に陥ることを示しています。
「藪蛇」の語源
藪蛇は、「藪をつついて蛇を出す」ということわざを略した言葉です。
「藪蛇」と略されるようになったのは、1900年初頭ごろからと言われています。
「藪蛇」の例文・用例
藪蛇を使った例文・用例を紹介します。
●彼のためになると思って言ったのだろうけど、とんだ藪蛇だったね。
●失敗の原因について調べていたら、自分の過去のミスが見つかり藪蛇になってしまった。
SNSでの「藪蛇」の使われ方
戦争だとさ 年末に 騒がしき
軍事費の倍増で、専守防衛が敵基地攻撃にかわる日本。
勇ましいのは心の中だけにしておいてほしい。食糧自給できない日本が戦争をできるわけない。
ちょっと考えれば分かることなのに、政治家はスタンドプレイかも知れないが藪蛇になったらどうするの。 pic.twitter.com/VuMflQXvjh— うめはら 爺 (@umeharagoog) December 28, 2022
「チュチュ先輩、エランさんのこと泣かせたんですか!!?」ってかつてない圧で迫って来るスレッタにいっけね藪蛇踏んだって思って怒られるの覚悟したら「……私だってエランさんが泣くところまだ見た事ないのに……見たい……ずるいです……」とか言い出してこうなるパイセン。 https://t.co/vrZULrO0cppic.twitter.com/c2AycB0RNx
— ブリオン、兵器やめるってよ? (@uso_mousou) December 24, 2022
「藪蛇」の類義語
藪蛇の類義語は、「寝た子を起こす」「手を出して火傷する」です。
「寝た子を起こす」は、せっかく静まっているものを手出ししてまた問題を引き起こすこと、「手を出して火傷する」は、余計な手出しをして痛い目に遭うことを言います。
「藪蛇」の対義語・反意語
藪蛇の対義語・反意語は、「君子危うきに近寄らず」「触らぬ神に祟りなし」です。
「君子危うきに近寄らず」は、賢い人は毛権を感じることには近寄らないこと、「触らぬ神に祟りなし」は、関係がないことには手出しせず、知らぬふりをする方が良いことを言います。