「論功行賞(ろんこうこうしょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「論功行賞」の意味とは
論功行賞(ろんこうこうしょう)とは、手柄の大小を論じて、それに応じた見返りを与えること
を表す四字熟語です。
主に、政治や組織において、功績に応じて役職や報酬などを分配する際に用いられます。
「論功行賞」の語源
「論功」は「功績を論じること」、「行賞」は「賞を与えること」という意味です。これら2つの言葉が組み合わさって、「手柄の大小を論じて、それに応じた見返りを与えること」という意味を表します。
『三国志』「魏志(ぎし)」明帝紀(めいていき)には「功を論じ賞を行う」という一文があり、これが「論功行賞」の由来となっています。武将の働きによって論功行賞にも差がついたと記されています。
「論功行賞」の英語表現
論功行賞を英語で表すと次のような表現になります。
・reward based on merit
例文:
The company rewards its employees based on merit.
(会社は社員の功績に応じて報酬を与えている。)
[出典:ジーニアス英和辞典]・recognition and reward for achievement
例文:
The government provides recognition and reward for achievement in various fields.
(政府は、様々な分野での功績に対して、表彰と報酬を与えている。)
[出典:英辞郎 on Web]
「論功行賞」の例文・用例
論功行賞を使った例文・用例を紹介します。
●社員のモチベーションを高めるために、論功行賞の制度を導入した。
●かつて多くの王朝で論功行賞の制度が採用されていた。
SNSでの「論功行賞」の使われ方
天下統一後の豊臣秀吉が、論功行賞で渡す領地不足に困り、器に価値をつけ配下に配ったのを思い出す。
国会議員の定数が減らないのは、その領地に近い何かになっているからじゃないのか?
世襲が多すぎるのも「楽で美味しい」から、「無能が多い」のは世襲の無能を金の力で捩じ込んでるから。
— 匿名A 全体主義でも個人主義でもなく🇯🇵 (@anonymousA2010) February 26, 2024
クルド人問題の解決は、LGBT理解増進法を頑張って通して、岸田文雄総理大臣から論功行賞で経済担当相にしてもらった、埼玉県川口市が地盤の自民党新藤義孝大臣、和田政宗議員の双肩にかかっている!早く動け! https://t.co/hPJZPHIsu0
— hanaBi (@hana5big) February 26, 2024
「論功行賞」の類義語
論功行賞の類義語は「信賞必罰」(しんしょうひつばつ)です。「信賞必罰」は、功績のあったものにはそれに見合った褒美を、逆に罪を犯した者には相応の罰を与えるという意味です。
「論功行賞」の対義語・反意語
論功行賞の対義語・反意語はありませんでした。