「論功行賞(ろんこうこうしょう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「論功行賞」の意味とは

論功行賞(ろんこうこうしょう)とは、手柄の大小を論じて、それに応じた見返りを与えること

を表す四字熟語です。
主に、政治や組織において、功績に応じて役職や報酬などを分配する際に用いられます。

「論功行賞」の語源


「論功」は「功績を論じること」、「行賞」は「賞を与えること」という意味です。これら2つの言葉が組み合わさって、「手柄の大小を論じて、それに応じた見返りを与えること」という意味を表します。
『三国志』「魏志(ぎし)」明帝紀(めいていき)には「功を論じ賞を行う」という一文があり、これが「論功行賞」の由来となっています。武将の働きによって論功行賞にも差がついたと記されています。

「論功行賞」の英語表現


論功行賞を英語で表すと次のような表現になります。

・reward based on merit
例文:
The company rewards its employees based on merit.
(会社は社員の功績に応じて報酬を与えている。)
[出典:ジーニアス英和辞典]

・recognition and reward for achievement
例文:
The government provides recognition and reward for achievement in various fields.
(政府は、様々な分野での功績に対して、表彰と報酬を与えている。)
[出典:英辞郎 on Web]

「論功行賞」の例文・用例

論功行賞を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●社員のモチベーションを高めるために、論功行賞の制度を導入した。
●かつて多くの王朝で論功行賞の制度が採用されていた。

SNSでの「論功行賞」の使われ方

「論功行賞」の類義語

論功行賞の類義語は「信賞必罰」(しんしょうひつばつ)です。「信賞必罰」は、功績のあったものにはそれに見合った褒美を、逆に罪を犯した者には相応の罰を与えるという意味です。

「論功行賞」の対義語・反意語

論功行賞の対義語・反意語はありませんでした。

四字熟語

Posted by 亜樹南川