「一騎当千(いっきとうせん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「一騎当千」の意味とは

一騎当千(いっきとうせん)とは、ずば抜けて強い勇者や人並みはずれた能力・経験を持つ人、またその様子を表す四字熟語です。元々は「いっきとうぜん」と発音するのが一般的でした。

「一騎当千」の語源

「一騎当千」とは「一人の騎兵で千人もの敵を相手にできる」という意味を表します。「当千」は「千に当たる」、つまり「千人を敵にできる」、「千人に匹敵する」という意味です。「一騎当千」という言葉が使われ出した室町時代は、元々武士の強さをたたえた言葉でしたが、やがて、武士以外の「人並外れた能力・経験を持つ人」に対しても「一騎当千」と表すようになりました。

「一騎当千」の例文・用例

一騎当千

一騎当千(いっきとうせん)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あのチームには一騎当千のメンバーが揃っている。
●彼がいれば一騎当千の活躍間違いなしだ。

SNSでの「一騎当千」の使われ方

「一騎当千」の類義語

一騎当千の類義語は、「一人当千(いちにんとうぜん)」、「万夫不当(ばんぷふとう)」、「蓋世不抜(がいせいふばつ)」、「天下無双(てんかむそう)」です。
「一人当千(いちにんとうぜん)」は「一騎当千」の語が見られる以前の仏典にもある言葉で、「一騎当千」の語が生まれる元になったと考えられている言葉です。「いちにんとうせん」とも読みます。
「万夫不当(ばんぷふとう)」は「大勢が相手でも倒されないほど、強力であること」を表します。
「蓋世不抜(がいせいふばつ)」は「能力が並外れて抜きん出ていること」を表します。
「天下無双(てんかむそう)」は「天下に並ぶ者がいないほど、優れていること」を表します。

「一騎当千」の対義語・反意語

一騎当千の対義語・反意語はありませんでした。

四字熟語

Posted by 亜樹南川