「国士無双(こくしむそう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「国士無双」の意味とは
国士無双(こくしむそう)とは、国中で並ぶ者がないほどすぐれた人物のことを表す四字熟語です。
また、麻雀においては、13種類ある麻雀牌の1、9、字牌を1枚ずつ集め、このうち1種類だけは2枚揃えることで成立する役のことを指します。国士無双はの13種すべてを揃える特殊な形の役で、4面子1雀頭の基本形でなくともアガれる数少ない役のひとつでもあります。
「国士無双」の語源
「国士」は国の中で傑出した人物のこと、「無双」は二つとない、並ぶものがないことを表す言葉です。
中国の歴史書『史記』「淮陰侯列伝」(わいいんこうれつでん)に由来し、後に軍の指揮官として漢王朝の成立に大きな手柄を立てた韓信の才能を、蕭何(しょうかん)が「国に二人といない、得難い人材」と讃えた言葉であるといわれています。
「国士無双」の例文・用例
国士無双を使った例文・用例を紹介します。
●彼は国士無双の才能を持つ音楽家だった。
●その武将は国士無双だと評価されていたそうだ。
SNSでの「国士無双」の使われ方
#2人組をあげる見た人もやる#歴史#中国史#前漢#故事成語#四字熟語#韓信
「韓信匍匐」
韓信が、若いとき町で無頼の徒に辱しめられ、
その股をくぐらされたが、
よく忍んで後年 漢の将軍となり
劉邦に天下を取らせ国士無双と
称される程の大人物となった。 pic.twitter.com/BV2bJfiacV— syaba (@syaba48853163) January 19, 2023
名言解説!(四字熟語)
「国士無双(こくしむそう)」
「国士」…国内で優れた人物。
「無双」…2つとない、並ぶものがない。
で、国内で並ぶ者のない優れた人物という意味。
漢の宰相、蕭何(しょうか)が韓信を評して言った言葉です。私は韓信が好きなので、この言葉もとても好きです。かっこいい!— 光畑真樹@原宿のイベント会社社長 (@kouhatamasaki) May 27, 2023
「国士無双」の類義語
国士無双の類義語は「天下無双(てんかむそう)」や「英雄豪傑(えいゆうごうけつ)」です。
天下無双は、国の中で並ぶ者もないほど優れた人物のこと、英雄豪傑は、英雄的であり、豪傑である人物のことを指す四字熟語です。
「国士無双」の対義語・反意語
国士無双の対義語・反意語は「平平凡凡(へいへいぼんぼん)」です。
平平凡凡は、特にすぐれたところや変わったところがなく、ごくありふれているさまを表す四字熟語です。