「離合集散(りごうしゅうさん)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「離合集散」の意味とは
離合集散(りごうしゅうさん)とは、人や物が集まったり離れたりする様子
を表す四字熟語です。人生の無常や世の中の移り変わりを象徴する言葉として、古くから様々な場面で使われてきました。
この言葉は、単に物理的な距離の変化だけでなく、人間関係の変化や状況の変化なども含んでいます。例えば、家族や友人が引っ越しや就職などで離れ離れになったり、会社が倒産して社員が解雇されたりといったことも、「離合集散」の例のひとつです。
人生は決して平坦ではなく、常に変化し続けています。「離合集散」は、そんな人生の無常や世の中の移り変わりを簡潔に表した言葉と言えるでしょう。
「離合集散」の語源
「離合」は離れることと合わさること、「集散」は集まることと散ること。つまり、「離合集散」は、人が出会ったり別れたり、物事が集まったり散ったりする様子を意味します。
「離合集散」の英語表現
離合集散を英語で表すと次のような表現になります。
・alliance and rupture
[出典:ジーニアス和英辞典]
「離合集散」の例文・用例
離合集散を使った例文・用例を紹介します。
●会社の業績悪化により、社員の離合集散が激しくなった。
●芸能界は華やかな世界だが、離合集散もまた激しい場所である。
SNSでの「離合集散」の使われ方
自民と維新の間で合意された再修正案が委員会を通過すると報じられているが、穴が空きまくっているザル法案のままだ。これではダメだ。
・そもそも、公開までになぜ10年もかけるのか疑問。政党の離合集散や、受領した政治家や会計責任者等が引退したり退職した場合には、法令違反を問えない。…
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) June 5, 2024
私本太平記@吉川英治
読み終わるのに2年かかった…
日本史上随一?の混乱時代を、登場人物の精神描写を含め繊細かつ緻密に描くのは並大抵では無かったと思います。
ただ、後半は離合集散が激しくてメモしないと分かんない(作者は悪くない)。ものすごく暗い。でも新・平家より好みかも。
— 小坂 純渚 (@kosakana1112) March 23, 2024
「離合集散」の類義語
離合集散の類義語は「雲集霧散(うんしゅうむさん)」です。「雲集霧散」とは、雲や霧のように多くのものが集まっては消えていくこと、また、それが繰り返される様子を表す四字熟語です。
「離合集散」の対義語・反意語
離合集散の対義語・反意語はありませんでした。