「右往左往(うおうさおう)」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「右往左往」の意味とは
右往左往(うおうさおう)とは、どうしたら良いか分からなくなり、右に行ったり左に行ったりすることを表す四字熟語です。
状況を把握できなかったり、突発的な出来事に混乱したりするときに使います。
「右往左往する」という形で動詞的に使うことが多いですが、「右往左往あわてふためく」のように副詞的に用いたり、「右往左往に逃げ回る」のように名詞として用いたりすることもあります。
「右往左往」の語源
「往」は「行く」という意味を表しており、「右往」は右へ行くこと、「左往」は左へ行くことを意味しています。
「右往左往」の英語表現
右往左往を英語で表すと次のような表現になります。
・go this way and that(右往左往する)[出典:Weblio和英辞典]
・run about in confusion(右往左往する)[出典:英辞郎 on the WEB]
「右往左往」の例文・用例
右往左往を使った例文・用例を紹介します。
●都内の地下鉄で案内板が多すぎて迷ってしまい、右往左往した。
●各方面から異なる情報が入ってくるので右往左往しています。
SNSでの「右往左往」の使われ方
これは何度でも言うけど、皆が右往左往してた中でYahoo!ニュースに上がる規模のコンサートを初めて自粛・払い戻しに踏み切ったのは赤西仁くんで、エンタメ完全封印の中10000人以上収容できる会場で初めてイベントを開催したのは我らが錦戸亮なんです(これは報道されなかったけど)。2人とも行動力の塊。 pic.twitter.com/EMkW9HKMS4
— doughnut and hamburger (@doughnutandh) September 4, 2023
#あの大停電の日
深夜の揺れで飛び起き、電気も点かず水も出ない状態。外にでても真っ暗、食料も水も備蓄してない状態だったので確保に右往左往していた状態でした。幸い近くの区役所が使えトイレは問題なくセブンイレブンやセコマが開いていたので凌げました。 pic.twitter.com/5wFVCjzI9r— クロ (@kuro_rilasuki) September 1, 2023
「右往左往」の類義語
右往左往の類義語は「周章狼狽(しゅうしょうろうばい)」です。右往左往と比べて、よりひどくあわてふためく様子を表す四字熟語です。
「右往左往」の対義語・反意語
右往左往の対義語・反意語は「泰然自若(たいぜんじじゃく)」や「冷静沈着(れいせいちんちゃく)」です。どちらも、落ち着いていて物事に動じない様子を表す四字熟語です。