「当て投げ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「当て投げ」の意味とは
当て投げとは、格闘ゲーム(格ゲー)において打撃技をガードさせて、カードが解けた瞬間に投げ技を繰り出すテクニックのことです。
主に一部の作品におけるガード後に一時的に無防備になる仕様を利用し、脱出不可能なダメージを与える行為を指します。
ジャンプ攻撃などの打撃を相手に与え、ガードで身構えている隙に距離を詰め、ガードが解除された瞬間に投げ技を決める、というのが一般的な手順です。
別名「投げハメ」と呼ばれるほど、戦況を一方的に圧倒してしまう傾向が強く、ゲームの公平性の観点から問題視するプレイヤーもいます。
上記のような理由により、近年の主要な格ゲーでは当て投げの有効性を低くし、また相手が何らかの対策ができる仕様になっているものがほとんどです。
また、ガード後に投げ技が使えない時間を設けるなど、そもそも当て投げが出来ないようにしている作品もあります。
「当て投げ」は反則ではない?
当て投げが問題視される発端となったのは初代『ストリートファイターII(スト2)』です。
相手の投げ技を回避する手段がなく、投げ技の有効範囲が広かったため、非常に強力なテクニックだったのです。
この仕様に対する意見は賛否両論に分かれており、今もなお議論が繰り広げられています。
一方、初代以降のスト2においても、カード後に投げ技をしかける隙が生まれますが、その時間は60分の1秒と、正確に当て投げを繰り出すのは難しくなりました。
また、仮に成功したとしても意図通りに投げ技が発動するとは限らず、50%の確率で通常攻撃になる仕様が追加されました。
さらに、格ゲー全般において投げ技を回避できるようになったり、有効範囲の縮小、投げ技の攻撃力の低下…等々の修正が施されるようになりました。
このように、当て投げの成功率や戦略上の優位性が減少し、現在では相手のガードを崩す程度の戦法として認識されています。
「当て投げ」の回避策
前述の通り、近年の格ゲーでは相手の当て投げを読めば、回避できないことはありません。
例えば、ガード前に以下のような対策が取られることが多いです。
・しゃがみ弱Pで迎撃する
・無敵技で回避する
・(投げ技が無効な)ジャンプをする
・(投げ技の有効範囲外に)バックステップする
「当て投げ」の例文・用例
当て投げを使った例文・用例を紹介します。
●当て投げでハメる。
●バックステップで当て投げを回避する。
SNSでの「当て投げ」の使われ方
当て投げ練習 #PS4sharehttps://t.co/NfwLZcTtp4pic.twitter.com/Q8fS86ICys
— ひらり (@HIRAhira_em) November 16, 2021
ランクマ昼の部は4勝0敗(→2221LP)でした!
相手の起き上がりに立ち強Kを重ねられるようになったことと、当て投げを使うようにしたことが大きいのかも。課題はたくさんありますが、今日の夜はクラカン後のコンボを練習してみます。 pic.twitter.com/HoqUSe7Lpr— UMe_88 (@mae_gami88) November 23, 2021
「当て投げ」の類義語
当て投げの類義語は、「投げハメ」です。
投げハメとは、当て投げの別名です。
技から脱出ができない状態を指す「ハメ」が呼称に付いているのは、過去の格ゲーにおいて当て投げが回避不可能な戦法であったことに由来します。
「当て投げ」の対義語・反意語
当て投げの対義語は、「当て身投げ」です。
当て身投げとは、格ゲーにおいて相手から打撃を受けた時に、相手を捕らえて投げ返すテクニックのことです。