「音ゲー」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「音ゲー」の意味とは
音ゲーとは、音楽のテンポやリズムに合わせて遊ぶゲームの総称です。
読みは「おんげー」ではなく「おとげー」です。
「音楽ゲーム」の略称で、英語では「music video game」または「music game」と表記されます。
ゲーム側から次々に指示される操作を、音楽に合わせて順番に実行していくタイプのものが一般的です。
アーケードゲームにおいては太鼓やギター、ドラム等の楽器に模したコントローラーを用います。
家庭用ゲーム機では通常のコントローラーで遊びますが、上記のような楽器型の周辺機器が販売されることもあります。
一方、PCゲームではクリック操作あるいはキー操作、スマホゲームではタップ操作が主流です。
難易度が高いほど、複雑で素早い操作が求められます。
作品の中でプレイできる曲は、既存のものが多く、発売当時にヒットした曲が採用されることもあります。
「音ゲー」の魅力は?
音ゲーの魅力は、第一に「楽器を演奏している」かのような気分に浸れることです。
実際に触れたことのない楽器を弾こうと思っても、上手に演奏することは出来ません。
しかし、音ゲーの場合はゲーム側から指示される操作をこなしていくだけで、たとえその曲を知らなくても演奏することができます。
一つ一つは単純な操作ですがリズミカルに行うことで、まるで本当に楽器を演奏しているような爽快感を不思議と感じられるのです。
第二に、既存の音楽の中から好きな曲を選択できることです。
例えば『太鼓の達人』では、最新のポップスからアニメソング、クラシック音楽まで幅広いジャンルの楽曲をプレイすることができます。
全く知らない曲よりも聞いたことのある好きな音楽を演奏できたほうが、やる気と興奮もひとしおです。
また、カラオケのような親しみやすさがあることから、老若男女問わず人気が高いことでも知られています。
「音ゲー」の名作
音ゲーが広く認知されるきっかけを作ったのは、1996年にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売された『パラッパラッパー』です。
約148万本を売り上げ、世界で初めて音ゲーが成功した事例と言われています。
「リズムに合わせてボタンを押す」という今日まで続く音ゲーの基礎を築きました。
パラッパラッパー以降、アーケードゲームを中心に高難易度化が進み、マニアックなファン向けの筐体が流通しました。
そんな音ゲーの高難易度化の流れに一石を投じたのが2001年にナムコから発売された『太鼓の達人』です。
「リズムに合わせて和太鼓を叩くだけ」というユニークなアイデアと、誰でも簡単に出来る操作方法が受け、大ヒットを飛ばしました。
『太鼓の達人』のヒットをかわきりに、大衆向けの音ゲーも精力的に開発されるようになりました。
2006年には任天堂から『リズム天国』が誕生し、家庭用ゲーム機で音ゲーを遊ぶスタイルを確立しました。
続編となる『リズム天国ゴールド』にいたっては、音ゲーの販売記録を塗り替え、シリーズの人気を盤石なものにしました。
「音ゲー」の例文・用例
音ゲーを使った例文・用例を紹介します。
●学校帰りにいつもゲーセンで音ゲーをしていた。
●スマホの音ゲーで暇を潰す。
SNSでの「音ゲー」の使われ方
あんライで予期せぬ推し気球に遭遇して音ゲーそっちのけで狂うほどスクショしてた… pic.twitter.com/lwD7XptF9t
— のはら?? (@io31_n) November 23, 2021
スマホ音ゲー親指で頑張ってます❣️
太鼓少し、幽玄がんばります pic.twitter.com/YzgZ7SR8js— 凛 (@Vixtory_x) November 22, 2021
「音ゲー」の類義語
音ゲーの類義語は、「リズムゲーム」です。
リズムゲームとは、リズムにだけ合わせて操作する音ゲーのことです。複雑なメロディー等に対応しなくて良いため、より直感的に遊べるのが特徴です。
「音ゲー」の対義語・反意語
音ゲーの対義語・反意語はありませんでした。