「初動」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-10-19

「初動」の意味とは

初動とは、ゲームソフトが発売した最初の週における売上本数という意味です。

「初動」の定義

初動は、ゲームソフトに限らずCDやDVDの売上本数(枚数)、また劇場で公開された映画の興行成績などにも使われる言葉です。
その商品が発売された、または公開された最初の週にどれだか売り上げたかを記録したものが初動となります。

この「最初の週」というのは必ずしも一週間というわけではなく、ゲームであれば発売された曜日から週刊ソフト売り上げ調査機関(ファミ通など)が集計するまでの間のことを指します。月曜日~日曜日で締める場合、木曜日に発売されたゲームソフトの初動は木曜日~日曜日の4日間の売上本数の集計ということになります。

「初動」と「初動率」

ゲームの売り上げにおいて、「初動」と関連語である「初動率」からわかることをそれぞれご紹介します。

初動でわかること

初動で多く売り上げるソフトは、前評判の高いソフトということになります。
人気シリーズの続編であったり、CMを大々的に展開していたり、原作があってその人気が高いタイトルであれば、仕上がりとは関係なく初動の売り上げを伸ばせることになります。

初動率でわかること

「初動率」というのは、そのゲームの総売上本数に占める初動の割合を表す指標です。

初動率が高いということは、初動で総売上のほとんどを売り切ったということになるので、発売日に買いたいファン層が多いという場合もあれば、前評判の割に中身が伴わず、売上が伸び悩んだという見方もできます。

反対に初動率が低いゲームは、徐々にその売上を伸ばしていったと見ることができます。前評判がそこまで高くなくても口コミで面白さが広がっていくようなタイトルは初動率が低い傾向にあります。また、子供などライトユーザーに向けたゲームも、発売日にこだわりがない、店舗で見て面白そうなタイトルを買う、といった理由から長期的に売上が伸びていくため、初動率が低いことが多いです。

「初動」の例文・用例

初動

初動を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あつ森の初動すごいな~!!
●これは初動はコケたけどTwitterで人気に火が付いたゲームだよ。

SNSでの「初動」の使われ方

「初動」の類義語

初動の類義語は、「初動売上本数」です。
こちらは初動と同義で、より丁寧な表現です。

「初動」の対義語・反意語

初動の対義語は、「累計売上本数」です。