「一人相撲」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「一人相撲」の意味とは

一人相撲とは、愛媛県大今治市三島町宮浦の「大山祇神社」で行われる神事です。

稲の豊作を願って行われるもので、「稲の精霊」を相手に相撲を取ります。
この相撲は全部で3番取り行われ、そのうち一番は「精霊」、二番は「人間(一力山)」、三番は「精霊」です。
2勝1敗で精霊が勝ち越す決まりで、相撲によって稲の豊作を祈ります。
なお、この神事の場合は「一人角力」と表記されることが通例です。

また、江戸期から明治期までは、大道芸としての一人相撲も多く見られました。
2人で取る相撲を1人ですべて行い、投げを打つ、土俵際の攻防を演出する、果ては行事まで自分で演じるなど、見ている人の目を楽しませました。

一人相撲の他の使われ方

他にも「一人相撲」は、取り組みで自分から不利な体勢となって、負けてしまうことを言います。
このように「一人相撲」を使う場合は、あまり良いニュアンスを持ちません。
また、恋愛などでは、全く相手にされていないのに、自分ばかりが夢中になってあれこれ考え、行動してしまうことを「一人相撲」を用いることがあります。

「一人相撲」の例文・用例

一人相撲

一人相撲を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●毎朝学校で、一人相撲をしていた。
●あの人に好きになってほしくて頑張ったけど、結局私の一人相撲だったんだなあ…。

SNSでの「一人相撲」の使われ方

「一人相撲」の類義語

一人相撲の類義語はありませんでした。

「一人相撲」の対義語・反意語

一人相撲の対義語・反意語はありませんでした。