「乾性油」とは？意味と例文が３秒でわかる！

2022-05-20

「乾性油」の意味とは

乾性油とは、空気中に放置しておくと、粘度が増して乾燥固化する、ヨウ素価 130以上の植物油という意味です。

エレオステアリン酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸含有量の高い油で、代表的なものには亜麻仁油、えごま油、きり油、紫蘇油、胡桃油、紅花油、向日葵油などがあります。
乾性油が固化するのは、酸素の吸収により透明な樹脂状に変化するためで、この性質を利用し、塗料や印刷インキに使われています。

「乾性油」の種類

植物からは、様々なヨウ素価の油が得られます。
そのため、目的に応じて固化の程度や速度が適切な乾性油を選ばなくてはなりません。

乾性油

乾性油は空気中で完全に固化し、130以上のヨウ素価です。
代表的な乾性油は、亜麻仁油、えごま油、きり油、紫蘇油、胡桃油、紅花油、向日葵油などがあります。

半乾性油

反乾性油は、空気中の反応によって流動性は低下しますが、完全に固まることはありません。
ヨウ素価は130から100程度で、コーン油・ごま油、綿実油、大豆油などが代表的です。

不乾性油

俯瞰精油は、空気中では固まりません。
ヨウ素価は100以下であり、オリーブ油、落花生油、扁桃油、椰子油、菜種油、椿油などが代表的です。

「乾性油」の例文・用例

乾性油を使った例文・用例を紹介します。

SNSでの「乾性油」の使われ方

ワンフェスで購入した塗装治具屋さんの「塗装治具 」にもストックオイルで表面仕上げ。主成分「亜麻仁油（成熟した亜麻の種子から得られる乾性油）」は木目はもとより、繊維質まで浸透して乾燥する事で樹脂被膜を形成。パテの役割もはたして耐衝撃性を加える事も出来て撥水効果、割れ防止にもなります pic.twitter.com/eLWk6A4eV5

— 越智信善@莫迦の一つ覚え (@ochi_0033) February 29, 2020

油彩 F4号

次から乾性油の配分を多めにして細部の描き込みをします。
まだ表面的な表現にとどまっています。
本質をとらえるにはとにかく時間がかかります。
見えてくるまで放置することもあります。 pic.twitter.com/E0ZcRYgUm0

— 井上千秋 (@siT16hIIvxqdItz) October 3, 2021

「乾性油」の類義語

乾性油の類義語はありませんでした。

「乾性油」の対義語・反意語

乾性油の対義語・反意語はありませんでした。