「リゾマン」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-05

「リゾマン」の意味

リマゾンとは、避暑地や温泉地、海沿いなどのリゾート地に建てられた分譲マンションのことです。リゾートマンションの略語になります。

主に別荘として使用することを目的に建てられます。

「リゾマン」の英語表現

リゾマンやリゾートマンションは和製英語になります。そのため、ネイティブには通じません。

リゾマンは英語で「a vacation condo」と表記します。

「vacation」は休暇という意味です。
「condo」は「condominium」の略語です。意味は分譲マンションです。

「リゾマン」の歴史

リゾマンの起こりは、1960年頃です。熱海や箱根などの保養地の高台に、温泉が配湯された大浴場・プール・フロントサービスといったリゾートホテルの設備を備えたマンションとして建てられ始めました。

1970年代以降、マンション開発業者もリゾマンに参入し、その建設が盛んになりました。別荘ブームやスキーブームにより需要があったようです。

中には、リゾマン・リゾートホテル・ゴルフ場とセットで一大開発された場所もありました。リゾートホテルの客室をリゾマンとして販売し、所有者が居住しない期間は客室として貸し出すことで賃料収入を得るモデルでした。

バブル崩壊後はリゾマンの開発は殆どなくなりました。

そして現在、バブル期には数千万円したリゾマンが、数十万円から数百万円ほどの金額で買えるということで、定年退職したサラリーマンを中心に購入・移住が増えています。

「リゾマン」の特徴

1LDKや2DKなどの間取りが多いです。一方、ファミリー向けの間取りである、3LDKや4LDKは少ないです。

温泉がついていたりプールがあったりと設備も豪華です。リゾート地なので夏は登山、冬はスキーやスノボー、温泉に入るなどのアクティビティが楽しめます。

「リゾマン」の留意点

リゾマンの多くは温泉やプール、ゲストルームなどの共用施設が充実しているため、一般的なマンションより管理費が高い傾向にあります。

また、リゾート地に建てられているため、スーパーや病院、教育施設といった、生活に必要なお店や施設が近隣にない可能性があります。

もちろん年に数日程度しか滞在しない場合は、費用だけがかさみます。ゆえに、定年退職者の移住を前提とした物件として訴求されています。

「リゾマン」の例文・用例

リゾマンの例文はこちらです。

✓例文・用例

●高級路線の別荘をイメージしてリゾマンを建てる。
●最近リゾマンが人気らしい。

SNSでの「リゾマン」の使われ方

「リゾマン」の類義語

リゾマンの類義語は、「別荘」です。

「別荘」とは、ふだん生活している家とは別に、避暑・避寒・休養などの目的で気候や風景のよい土地に建てる一戸建の家のことです。

「リゾマン」の対義語・反対語

リゾマンの対義語・反対語は、「バンガロー」です。

「バンガロー」とは、キャンプなどに用いる、木造の簡易な小屋のことです。宿泊施設の一つになります。