「ASW」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「ASW」の意味とは
ASWとは、オーストラリアで生産されている日本向け独自仕様の軟質小麦のことです。
オーストラリア産のいくつかの品種をブレンドした小麦で、日本では麺用として高い評価を得ています。中力粉でうどんやラーメンに向いています。
中でもうどんには、ASWNB(オーストラリアン・スタンダード・ホワイト・ヌードル・ブレンド)と呼ばれる、うどん用に開発された銘柄が輸出されています。讃岐うどんで有名な香川県のうどんも主にASWが使われています。なお、同じ麺でも、ASWNBはラーメンの麺作りには適していません。
「ASW」の特徴
ASWは、タンパク質の含有量が低い(約8%)のが特徴で、粘りが多く、弾力が強いです。そのため、扱いやすく、コシのあるうどんを作ることができます。また、さまざまな加工食品にも適しています。
ASWは、オーストラリア産小麦粉の約70%を占めており、日本をはじめ、世界中で多くの食品に使用されています。
ASWは、うどん以外にも、パン、パスタ、ドーナツなどの食品にも使用できる、汎用性の高い小麦粉です。
「ASW」の語源
「ASW」は「Australian Standard White」を略した語です。
「ASW」の例文・用例
ASWを使った例文・用例を紹介します。
●現在ASWはうどん屋のほとんどで使われている。
●ASWは、コシと弾力があり、喉越しの良いうどんを作ることができる。
SNSでの「ASW」の使われ方
オーストラリア小麦のASWはもちもち感が強い。うどん粉として日本でも多く使われてますね。タンパク質13%以上の香りが強い小麦と配合したらしなやかでコシのある美味しい麺になってきました。 pic.twitter.com/aML9L8J59V
— 庄野智治 | MENSHOグループ代表 (@shono_menya) June 4, 2023
【小ネタ1:小麦編2】強力粉・中力粉・薄力粉と分かれる要因はグルテンの量だっていうのは有名だけど、実は決め手となるのは品種そのものなんだ。実は北海道で作られている中力粉はきたほなみ、海外で中力粉に向いているのはオーストラリアのASW。中力粉の取り扱い品種は強力粉に比べて少なめ。
— 北大農学部に進学した小泉花陽bot (@hanayorice_HUag) March 29, 2023
「ASW」の類義語
ASWの類義語はありませんでした。
「ASW」の対義語・反意語
ASWの対義語・反意語はありませんでした。