「羹(あつもの)」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「羹(あつもの)」の意味とは

羹(あつもの)とは、肉や魚、野菜を入れた熱い汁物という意味です。

「羹(あつもの)」の由来

羹という字は、「あつもの」の他に「かん」とも読み、中国で羊を煮込む料理を「羹」と呼んだことから熱い汁料理のことを指すようになりました。
また、植物性の材料のみ使うものに「羹」を、魚や肉といった動物性のもを使う場合は「臛」の字をあててどちらも「あつもの」と呼ぶ、という風に漢字が区別されることもあります。

「羹(あつもの)」と「羊羹」

「羊羹」は元々、中国で食されていた羊肉を煮込んだスープのことでした。
鎌倉~室町時代に中国に留学していた禅僧によって日本にもたらされた際、肉食が禁じられていた禅僧が羊肉の代わりに小豆や葛粉などの植物性の材料を使ってつくった料理が、現代でも食されている羊羹のはじまりだとされています。

「羹(あつもの)」の表現の広がり

「羹に懲りて膾(なます)を吹く」ということわざがあります。
「膾」とは、現在では大根と人参など酢で和えた「紅白なます」などが代表的ですが、元々は生肉を細かく刻んで調味料を和えた冷菜のことでした。
羹によって火傷をしてしまい痛い目を見たので、冷たい膾ですら冷まそうと息を吹きかける様子から、失敗に凝りて必要以上に警戒してしまうという意味で使われます。

「羹(あつもの)」の例文・用例

羹

羹(あつもの)を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●メニューにという字があるなんて、渋いお店だなぁ。
●旬の野菜を使ってあつものを作ろう。

SNSでの「羹(あつもの)」の使われ方

「羹(あつもの)」の類義語

羹(あつもの)の類義語は、「お吸い物」「お雑煮」です。
「お吸い物」も肉や野菜を煮込んだ汁物のことで、羹と同義です。
また、羹には汁物にお餅を加えた「お雑煮」の意味もあります。

「羹(あつもの)」の対義語・反意語

羹(あつもの)の対義語は、「うすもの」です。
なますなどの冷たい料理のことを指します。