「基本味」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「基本味」の意味とは
基本味とは、「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」の、5つの独立した味という意味です。
この5つの基本味を感じられることで、食べ物の美味しさを感じます。
また、体に害を及ぼす危険なものに気づいたり、安全に栄養を摂取したりするためにも、基本味は重要です。
「基本味」の種類
5つの基本味には、以下のような食物から摂取します。
甘味
甘味は、果糖、ショ糖、ブドウ糖などに対して感じる味覚です。
疲れた時やエネルギー不足を感じた時に、からだが積極的に摂取しようとします。
酸味
酸味は、クエン酸や酢酸、乳酸などに対して感じる味覚です。
汗をかいた時には、ミネラル吸収のためにレモンを摂取するのが効果的です。
また、酢酸には抗菌作用や、体内では消化を遅くし血糖値の上昇を防ぎます。
塩味
塩味は、塩化ナトリウムなどに対して感じる味覚です。
塩化ナトリウムは、体内で塩化物イオンとナトリウムイオンに分解され、消化や吸収を助けています。熱中症対策でも欠かせません。
苦味
苦味は、カフェインやアルカロイドなどに対して感じる味覚です。
人間の本能として、苦い食べ物を避けるために存在する味覚で、少ない苦み成分でも敏感に感じ取ります。
大人になるとコーヒーなども飲めるようになりますが、これは経験からコーヒーは危険ではないことを知っているからです。
うま味
うま味は、グルタミン酸やイノシン酸、グアニル酸などに対して感じる味覚です。
たんぱく質が体内に入ったことを知らせる役割を持ち、唾液や消化液の分泌を促します。
グルタミン酸はうま味調味料としても使われています。
組み合わせることで効果がアップする「基本味」
基本味を組み合わせることで、「隠し味」の効果が期待できます。
例えば、スイカにほんの少し塩をかけると甘味が際立ちますが、これは「甘味」と「塩味」の組み合わせによる対比効果です。
また、酸っぱいレモンをそのまま食べるのは苦手でも、はちみつや砂糖をかけると食べやすくなりますが、これは抑制効果と言います。
「基本味」の例文・用例
基本味を使った例文・用例を紹介します。
●基本味は、人間が安全に生きるためにも重要です。
●基本味は、味覚神経を通して脳に伝わります。
SNSでの「基本味」の使われ方
麺屋一燈@新小岩(home)
【試作】牛~脂~そば? New韓国風僕が云うのも手前味噌で恐縮ですが敢えて申し上げます。CEOの牛脂そば相当美味いです。和牛の芳香を味わい尽くすなら基本味、辛味とのコンビネーションを楽しみたいなら韓国風。あの汁無し鶏白湯に勝るとも劣らないリピート必至の傑作?? pic.twitter.com/Yp51qM0u2R
— 牛乳屋 (@onedari_dada) April 10, 2019
塩(モモ)¥850、鶏バクダン¥200#がんこ@立川
本日たま館にオープン。左上を基本味で頂きました。黄金色のスープは旨味タップリ後味スッキリ。塩味は丁度良く甘味もあります。麺は黄色い中太縮れ麺。先着順で頂ける太湖豚モモチャーシューが柔らかでデラウマ♥️鶏バクダンは鶏ミンチの塊。#らーめんpic.twitter.com/1HQUhhPAPy— らーめんまん㊥ (@watarujin1110) October 2, 2021
「基本味」の類義語
基本味の類義語はありませんでした。
「基本味」の対義語・反意語
基本味の対義語・反意語はありませんでした。