「金華火腿」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「金華火腿」の意味とは

金華火腿とは、中国浙江省にある金華地区において生産されているハムの一種です。

日本では「金華ハム」と呼ばれ、スペインの「ハモン・セラーノ、イタリアの「プロシュット・ディ・パルマ」と並び、「世界三大ハム」の1つとしても有名です。

金華地区以外でも、中国では雲南省で作られている「宣威火腿(雲南ハム)」や、貴州省で作られる「威寧火腿」、江西省の「安福火腿」などがメジャーですが、その中でも、金華地区で作られたものだけが「金華火腿」を名乗ることができます。

「金華火腿」について

独特な香りと色をしており、中国では高級食材として扱われています。

材料となる金華豚は小型種で、頭と尻は黒い色をしており、他は白のツートンカラーで、「両烏豚」と呼ばれることもあります。
餌には穀物などを与えず、発酵させた白菜や、茶殻を与えて育てるために、脂肪が少なく皮が薄いことが特徴です。
金華火腿には、6ヶ月ほど飼育した金華豚の後ろ足腿肉のみを使い、腐敗の可能性が低い冬に仕込みを行います。

その後、天然塩を用いて約2ヶ月間塩漬けし、2週間程度天日で乾燥させて、風通しの良い場所で約1年熟成させます。
熟成する間は、1段の棚に約10枚程度積み重ね、時機を見て上下を返します。
出荷の前には、発酵中に滴った油を表面に塗り、酸化を防止します。
こうして年間100万本以上の金華火腿が生産されており、台湾や香港、シンガポールなどを中心に輸出されています。

「金華火腿」の例文・用例

金華火腿

金華火腿を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●お土産にもらった金華火腿と帆立の貝柱で、スープを作りました。
金華火腿入りのおかゆがとってもおいしかった。

SNSでの「金華火腿」の使われ方

「金華火腿」の類義語

金華火腿の類義語はありませんでした。

「金華火腿」の対義語・反意語

金華火腿の対義語・反意語はありませんでした。

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Posted by 伊藤優依