「山吹」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「山吹」の意味とは

山吹とは、主に卵黄を使い「黄金色」にみたてる料理のことです。「山吹〇〇」(〇〇は料理名)という形で、和食用語として使われます。

「山吹」の語源

「山吹」とは春に黄色の花を咲かせる植物のことです。卵黄を使った料理は山吹の花のように見えることから、「山吹〇〇」という名称がつけられています。

「山吹」という名称の含まれる料理

「山吹」という名称を使った代表的な料理には「山吹和え」、「山吹蒸し」、「山吹膾(やまぶきなます)」などがあります。
「山吹和え」とは、ゆでて裏ごしした卵黄、または煎りうにを和え衣に用いた料理のことです。「山吹蒸し」とは、鮮やかな黄色に仕上げた蒸し物のことです。「山吹膾」とは、フナやアユの刺身をその卵で和えた料理のことです。

「山吹」の例文・用例

山吹

山吹を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ほうれん草の山吹和えを作った。
山吹なますの作り方を教えてもらった。

SNSでの「山吹」の使われ方

「山吹」の類義語

山吹の類義語は「黄身」、「黄金(こがね)」、「菜の花(菜種)」です。「山吹〇〇」(〇〇は料理名)は、卵黄を使っていることから「黄身〇〇」と呼ばれることもあります。菜の花や黄金の色にたとえて、「黄金(こがね)〇〇」、「菜の花〇〇」と呼ばれることもあります。

中でも「黄金〇〇」は色合いが黄金に似て縁起が良いことから名づけられたもので、黄身の色を前面に出す料理に「金」「黄金(こがね)」などの名称をつけて結婚式やお祝い事の献立に用いられています。黄金〇〇は秋の料理につけられることが多く、春の料理の場合は「山吹〇〇」や「菜の花(菜種)〇〇」という名前で呼ばれることが多いです。

「山吹」の対義語・反意語

山吹の対義語・反意語はありませんでした。

グルメ用語

Posted by 亜樹南川