「癖毛」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「癖毛」の意味とは

癖毛とは、髪の毛に癖が出ることでうねりやねじれが生じている髪質のことです。
癖毛は直毛より遺伝しやすく、両親のうち片方が癖毛だと、7割の確率で癖毛になります。また、加齢、ホルモンバランスの乱れ、食生活の変化、ストレスなどによって後天的に癖毛になる場合もあります。

雨や湿気などで癖が強く出やすく頭にボリュームが出てしまうのを抑えるためには、日頃から髪の毛に保湿をすることが大切です。またある程度の期間まっすぐな髪の毛を維持できる矯正縮毛剤も、癖毛に悩む人たちに人気の処置法です。
直毛の人の中には、癖毛の可愛らしさに憧れて癖毛風パーマをかける人もいます。

「癖毛」が生じる原因

癖毛は水分を含みやすいタンパク質と、水分を含みにくいタンパク質との分布が均等ではありません。両者のタンパク質の分布が均等でないと、水分量が減り、毛髪内のバランスが不均等になるため、うねりやねじれが生じます。

癖毛の種類

癖毛には次の4種類があります。

波状毛

頭皮の近くから髪が大きく波状にうねる癖毛です。雨や湿気が多いとうねりが強く出ます。日本人に多い癖毛です。

捻転毛

髪の毛の途中からねじれている癖毛です。太さが一定ではなく、ゴワゴワするのが特徴です。

連珠毛

玉が連なったような癖毛です。太い部分と細い部分があり凸凹しているので髪の毛がちぎれやすく、長く伸ばしにくいという特徴があります。

縮毛

髪の毛が一本一本縮れている癖毛です。黒色人種に多い癖毛です。

「癖毛」の例文・用例

癖毛

癖毛を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●憧れだった癖毛風パーマをかけてみた。
癖毛を生かした編み込みが気に入っている。

SNSでの「癖毛」の使われ方

「癖毛」の類義語

癖毛の類義語は「天然パーマ(天パ)」です。癖毛が先天的なものも後天的なものも含むのとは異なり、天然パーマ(天パ)とは、生まれつきパーマをかけたようにうねりや縮れのある毛髪のことを指します。

「癖毛」の対義語・反意語

癖毛の対義語・反意語は「直毛」です。直毛とは真っ直ぐな髪の毛のことです。