「夜会巻き」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「夜会巻き」の意味とは

夜会巻きとは、後ろから髪の毛の束をねじり上げてコームを差し込み留めたヘアスタイルのことです。うなじが見えるのが特徴です。

夜会巻きは洋風文化が広まった明治時代に流行した髪型の1つで、髪を位置ごとにブロッキングして結い上げる工程が、従来の日本髪の結い方と共通点があるため、好まれました。当時舞踏会などでドレスに合わせる定番の髪型となり、大正時代にも夜会巻きの流行は続きました。現在では基本の夜会巻きをアレンジした結い方のものもたくさんあります。

アレンジ次第ではショートやミディアムの長さの方でも夜会巻きをすることはできますが、髪をねじるので、ロングヘアが最適です。

「夜会巻き」の語源

夜会巻きは明治時代、鹿鳴館の舞踏会に集まる女性の間で流行したヘアスタイルです。舞踏会は「夜会」と呼ばれていたため、「夜会巻き」と呼ばれるようになりました。

「夜会巻き」の基本的な結い方

まずヘアクリームなどで髪にツヤを出してから、髪を後ろにまとめて一気に上方向にねじり上げ、頭の形にまっすぐ添うようにして形を整えます。コームの表が頭側に来るように持ち、ねじった毛束の表面の髪の毛をすくうようにしてコームを少し差し込んだ後、コームを起こして縦向きにします。コームを倒していき、毛束を手で支えながらコームを地肌に当たるくらいまで深く差し込めば完成です。

「夜会巻き」の例文・用例

夜会巻きを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

夜会巻きはドレスだけでなく、着物にも似合う万能なヘアスタイルだ。
●100均のコームで夜会巻きにしてみた。

SNSでの「夜会巻き」の使われ方

「夜会巻き」の類義語

夜会巻きの類義語は「揚げ巻き」や「花月巻き」です。

「夜会巻き」の対義語・反意語

夜会巻きの対義語・反意語はありませんでした。