「ガチ勢」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-03-10

「ガチ勢」の意味とは

ガチ勢とは、本気でやり込んでいる人(たち)という意味です。
「ガチ勢」の意味は、「本気でやり込んでいる」あるいは「通常のレベルを超えて熱狂的に取り組んでいる」ような人たちを指す単語となっています。

主にはゲームで使われる用語となっており、本来は娯楽であるゲームに対してそのレベルを超えた熱中をしている人たちを表している単語です。
時間のかけ具合はもちろんですが、ゲームなどに対して研究や考察に近い方法で取り組み、極めようとしているレベルのプレイヤーが対象です。
1日に10時間以上費やすこともあり、ただプレイするに限らずやり切れる部分は全てやるといったスタンスをとっています。
そのためオンラインややり込み要素の多いゲームに対して多く見られ、通常のプレイヤーでは追いつくことのできないほどのやり込み度合いとなっていることが特徴です。

またガチ勢という単語は広く使われており、今やゲームのみにとどまらない使用ともなっています。
ネット上であれば掲示板やSNSで多く見ることができますし、日常会話でも見聞きすることができるのです。
もともとはゲームに対して通常では考えられないレベルで熱中する人を指す言葉でしたが、今ではゲームに限らない使い方となっている単語であると認識しましょう。
そのためゲームに限らず、「普通では考えられないくらい本気で取り組んでいる人」という意味の単語となります。

「ガチ勢」の語源

ガチ勢の語源は、ガチと勢力です。
「ガチ勢」とは、2つの単語を組み合わせて更に略して出来た単語となります。
その2つの単語とは、「ガチ」と「勢力」です。

「ガチ」とは「本気で、真剣に」などといった意味になり、取り組む姿勢に対する本気度を表しています。
「勢力」は「人たち、そこに属するグループ」など、そこに振り分けらることのできる属性分けや区分けを表しているのです。

これらの2つの単語を組み合わせて、本気で取り組む人(たち)となっています。
つまりガチ勢とは、「ガチで取り組みをしている精力」という意味なのです。
ゲームや対象に対する取り組みの中で、力の入れ込み具合によって区分けをしてグループ分けをするために使われています。
ガチで取り組むスタンスなのか、楽しむためだけに参加しているスタンスなのかを分けるための単語なのです。

「ガチ勢」のポケモンでの使用

ガチ勢は、ゲームの中で特にポケモンでよく見かけることのできた単語です。
ガチ勢は有名ゲームである「ポケモン」において、よく使われていた単語となっています。

ポケモンは単にシングルプレイで遊ぶことのできるゲームである他に、レート対戦というオンライン要素のあるゲームでもあるためです。
通常のプレイではそこまでのやり込み要素は発生しないものの、このレート対戦を極めようと思うと相当なやり込み要素が発生するゲームとなっています。
このレートとはポケモンのうまさを表した数値であり、ポケモンをやり込む人はこのレートに執着するのです。

レートには以下の数値が関係して算出されます。

  • 努力値
  • 個体値
  • 種族値
  • 厳選

などの数値です。

これらの数値を高くするためにはかなりの時間をかけないとならないことや、さまざまな考察をしながらプレイする必要があります。
そのため通常のポケモンのプレイをする人と区分けして、「ポケモンガチ勢」という言葉で分けられたわけです。
このように有名ゲームのプレイにおいて、ガチ勢という単語は非常に分かりやすい使われ方をしていました。

こうした背景もあり、ガチ勢という単語は広く広まって使われるようになっていった単語なのです。

「ガチ勢」の例文・用例

ガチ勢

ガチ勢を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●悪いけど自分はかなりのガチ勢 だから。普通に対戦したら試合にならないよ?
●なんでもそうだけど、ちょっとガチ勢 の人らってウザいよね。

SNSでの「ガチ勢」の使われ方

「ガチ勢」の類義語

ガチ勢の類義語は、「廃人やマニア」です。
ガチ勢は真剣に、熱中しているレベルで取り組みをしている人たちを指した言葉でした。
そのため単に意味のままで類義語を挙げるならば、「マニア」という単語が挙げられるでしょう。

また熱中している対象に対して、時間やお金といった生活に関わる部分まで注ぎ込むほどのガチ勢もいます。
そうした人たちに対する類義語は「廃人」となり、こちらは「ゲーム廃人」という意味です。
ゲームなどのために生活を捨てているほどに熱中しているひとを指し、ガチ勢の中でもかなり熱中度合いが強い人を特に指しています。

「ガチ勢」の対義語・反意語

ガチ勢の対義語は、「エンジョイ勢」です。
意味は、楽しむことを目的に参加する人たちです。
ガチ勢は、真剣に熱中しているレベルで取り組んでいる人たちを指した単語でした。
そのため対義語には、目的の第一に楽しむことを表す単語が位置します。

そう考えると挙げられる単語は「エンジョイ勢」となり、こちらがガチ勢の対義語となると言えるでしょう。