「激おこぷんぷん丸」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-27

「激おこぷんぷん丸」の意味とは

激おこぷんぷん丸とは、激怒している状態という意味です。

激おこぷんぷん丸は、ギャル語で怒っている様子を表すと「おこ」から派生した単語となっています。

怒るという様子や行為には、怒っていることの段階があることからその様子の段階分けの表現のために使われています。

単に怒っていると、激怒しているなど度合いを付けるのと同じ表現です。

その表現の段階を、より詳細に分けたもののうちの1つが「激おこぷんぷん丸」となっています。

具体的には主に6段階あるとされており

  1. おこ(弱め)
  2. まじおこ(普通)
  3. 激おこぷんぷん丸(強め)
  4. ムカ着火ファイヤー(最上級)
  5. カム着火インフェルノォォォォオオウ(爆発)
  6. 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム(神)

です。
またこれを「ギャル語怒りの6段活用」などと称しています。

「GRP AWARD 2013」の「ギャル流行語トップ10」では2位、「ネット流行語大賞2013」では銀賞であったりと非常にこのスラングを盛り上げる背景がありました。

「激おこぷんぷん丸」の語源

激おこぷんぷん丸の語源は、上述の通り「おこ」です。

「おこ」自体は2011年頃からあり、そこから2013年2月頃より派生形として使われ始めました。

主にSNSのTwitterなどで多く使われており、若者言葉の代表と言える立ち位置の単語だったのです。

そうした中であるTwitter利用者が、「ギャルが怒った時に使う言葉」と題したツイートをしたことがキッカケとなり広まりました。


つまりこの時には既に6段階活用が存在しており、この内で3番目にあった激おこぷんぷん丸がとくに広まったのです。

上位の表現は単語の長さなどもあって、使いにくさが目立ったため3番目の当単語が広まったと考えられます。

ちなみに上記の項目で紹介した6段階活用は元ネタのもののため、現在では多少の表記揺れがあるので注意してください。

「激おこぷんぷん丸」の評価

激おこぷんぷん丸は、多くのジャンルで分析のされた単語です。

激おこぷんぷん丸は、特異な表現にも関わらずかなり広く使われるようになりました。

そのため各方面の専門家などによって評価や分析がされた、あまり前例の無い単語でもあるのです。

例えば日経プラスワンや朝日新聞、読売新聞、西日本新聞などの各紙も取り上げたことがあります。さらには女性セブンやJ-CASTニュースなど多くのメディアで取り上げられました。

分析内容では、

  • 「怒る表現をあえて茶化して、喧嘩になるのを避ける巧妙な表現」
  • 「言葉を人名に例えるのは、江戸時代からある言葉遊びの一種」

などと、大学の教授などをはじめ各専門家が分析をした単語なのです。

こうした流れを受けて激おこぷんぷん丸は、単なる若者言葉以上に多くの世代の人に認知された単語となっています。

「激おこぷんぷん丸」の例文・用例

激おこぷんぷん丸を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例
  • 私のお菓子を勝手に食べたからもう口きかん!激おこぷんぷん丸 じゃ。
  • 私は早起きしたのに!寝坊とかありえん!激おこぷんぷん丸 だわ。

SNSでの「激おこぷんぷん丸」の使われ方

「激おこぷんぷん丸」の類義語

激おこぷんぷん丸の類義語は、「おこの6段活用」です。

「おこ」から派生していることもあり、そのおこの6段活用にあたる単語の全てが類義語と言えます。

またあまり使われていませんが、おこの15段活用もあるためそちらに分類される単語も類義語と言えるでしょう。

「激おこぷんぷん丸」の対義語・反意語

激おこぷんぷん丸の対義語は、「ガチしょんぼり沈殿丸、まじるんるんご機嫌丸」です。
意味は、落ち込んでいる様子、とても嬉しい様子です。

どちらも激おこぷんぷん丸からの派生であるものの、表している感情が対義となっています。

そのため同じギャル語であるものの、意味としての対義語としてこれらが挙げられるでしょう。