「フルボッコ」とは?意味と例文が3秒でわかる!
「フルボッコ」の意味とは
フルボッコとは、一方的に打ちのめすという意味です。
「フルボッコ」の語源
フルボッコは「フルパワーでボッコボコ」の略語です。
ただし、この表現が広がっていくにつれ、文脈によっては必ずしも「フルパワー」であるという限りはなくなり、「完膚なきまでに叩きのめす」という意味や「袋叩き」というニュアンスの方が強く出てくる場合もあります。
「フルボッコ」の表現の広がり
「フルボッコ」は、元々は肉体的に、暴力的に相手を叩きのめす、もしくは倒されるという意味で使われていました。
その表現が広がっていくにつれて、肉体的にではなく、精神的な勝ち負けの意味でも使われるようになっていきました。
議論などにおいての「フルボッコ」
直接の対話だけでなく、インターネット掲示板やSNS上で議論や口論が起こった際に、一方が非の打ち所がない正論で返し、相手を黙らせてしまうような状況を指します。
ゲームにおいての「フルボッコ」
特に格闘ゲームなどの対戦ゲームで、上級者が初心者を相手に容赦なく勝利することも「フルボッコ」と呼ばれます。
上級者 vs 初心者という組み合わせでなくても、相手が手も足も出ないような圧倒的な勝ち方をしたときも「フルボッコ」と表現されることがあります。
人数差での「フルボッコ」
これはいわゆる「袋叩き」という意味で使われる場合です。
肉体的な暴力でも、議論などの精神的な意味でも当てはまります。
大人数 vs 1人という構図で議論が発展したり、実際に暴力を受けた場合に使われます。
そのほかの「フルボッコ」
ゲームだけでなく、野球やサッカーなどスポーツで大差をつけて勝利した場合も「あのチームにフルボッコにされた」などと表現します。
また、魅力的な相手に心をかき乱される様子、のめりこんでしまうことを表す際に「あの子は危険だ。フルボッコにされる・・」という使い方をすることもあります。
「フルボッコ」の例文・用例
フルボッコを使った例文・用例を紹介します。
●やめておけ!あいつこのゲームの達人だからフルボッコにされるぞ!
●ちょっとTwitterで語ったら、プロからフルボッコにされちゃったよ・・・。
SNSでの「フルボッコ」の使われ方
ランクマに間違えてSPバトルのデッキで潜ってフルボッコにされましたw
貴重なレート吸われて悲しい、、、。 pic.twitter.com/Txzs2fBVd1— taiga (@taiga_gaiginga) October 6, 2020
大盛のプロ初ホームランの直後にはしゃぐ誠也と?
フルボッコされてんじゃん??#カープ#ヤクルトpic.twitter.com/Ej5vZ8INdw
— 丸子 ニール 秀人 (@smithneal1819) October 3, 2020
「フルボッコ」の類義語
フルボッコの類義語は、「論破」「袋叩き」です。
「論破」は「完全論破」という風に組み合わせて使われることもありますが、「言い負かす」という意味です。
「袋叩き」は複数人で取り囲んで攻撃することで、肉体的な暴力でも使われますし「多くの人が非難する」という精神的な意味でも使われます。
「フルボッコ」の対義語・反意語
フルボッコの対義語・反意語はありませんでした。