「ジャイアニズム」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-10-06

「ジャイアニズム」の意味とは

ジャイアニズムとは、「ドラえもん」に登場するキャラクター、「ジャイアン」のような利己的な思想のことを指す言葉です。

「ジャイアニズム」は漫画「ドラえもん」に登場する「ジャイアン」こと剛田武の発言から生まれた思想を意味する、1990年頃に生まれた俗語です。

「剛田主義」と呼ばれることもあります。

ジャイアンの「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」というセリフに象徴される思想のことです。
このジャイアンのセリフはとても有名ですが、「ドラえもん」の作中には一度しか登場していません。

「ジャイアニズム」の語源

ジャイアニズムの発端は、ジャイアンの「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」というセリフです。

このセリフが漫画「るろうに剣心」の作中で登場したときに背景に「ジャイアニズム」の文字が描かれていたことが語源とされています。

「るろうに剣心」は1994年から1999年に週刊少年ジャンプで連載されていた人気漫画で、2011年には佐藤健さん主演で映画化されたことでも知られています。

物語は、幕末を舞台に「人斬り抜刀斎」と言われた剣心が不殺を誓い全国を旅する道中を描いています。

「るろうに剣心」に登場する「相楽左之助」が「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」というセリフを発した時に、背景に「ジャイアニズム」という言葉が描かれていました。

相楽左之助は喧嘩の代行人、「喧嘩屋」として生計を立てており、はじめは剣心にも戦いを挑みますが、敗北後剣心に惚れ込み、徐々に心を変化していきます。

「ジャイアン」について

のび太のクラスメイトであるジャイアンの本名は剛田武で、ガキ大将です。

「おれのものはおれのもの、おまえのものもおれのもの」というセリフからもわかるように、大変乱暴で自己中心的な性格です。
のび太をはじめとするクラスメイトたちに暴力を振るったり、いじめたりする様子がよく描かれています。

運動神経はとても良いですが、学力は低く、成績はのび太以下だと言われています。
歌は大好きで近所の空き地でよくリサイタルを開いていますが、それをきいた誰もが耳を塞ぐほどの音痴です。

このように横暴な性格のジャイアンですが、意外にも仲間思いな一面があります。
特に映画では、そのような場面が描かれることが多く、時には命をかけてでも友達を守ろうとする優しい心も持っています。

「ジャイアニズム」の例文・用例

ジャイアニズム

ジャイアニズムを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●あの上司は有無を言わさず自分の意見を通そうとする。まさに ジャイアニズム
ジャイアニズム は脅しでしかない…。

SNSでの「ジャイアニズム」の使われ方

「ジャイアニズム」の類義語

ジャイアニズムの類義語は、「ジャイアリズム」「剛田主義」「独占主義」などが挙げられます。

「ジャイアニズム」の対義語・反意語

ジャイアニズムの対義語は、特にありませんでした。