「もう許してやれよ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-06-09

「もう許してやれよ」の意味とは

もう許してやれよとは、ネットにおいて、バッシングやいじりがすぎている場合に投げかける言葉です。

誹謗中傷をしたりいじったりしている人を、なだめるような意味合いがあります。

また合いの手のように使われることもあり、「もう許してやれよ」と誰かが言うと「絶対に許さない」と返すのが定型となっています。

「もう許してやれよ」の語源

発端は、2006年9月に生放送された番組「FNS 5000番組10万人総出演 がんばった大賞」で米倉涼子さんがコメント中、謎のノイズが入ったあと突然笑い出したため「おならだったのではないか」という疑惑が出たことです。

「ブボボ(`;ω;´)モワッ」という顔文字まで作成される程、ネット掲示板「2ちゃんねる」内で話題となりいじられることになりました。

その後米倉さんに関するスレで「もう許してやれよ」「絶対に許さない」のやり取りが続けられることがお決まりとなり、ネットスラングとして定型化していきました。

「もう許してやれよ」がよく使われるとき

「もう許してやれよ」は、主に以下のような場合に使われます。

合いの手

合いの手のように「絶対に許さない」の後「もう許してやれよ」と返します。

このやり取りは単にネタであることが多く、実際にそう思って発言しているわけでないことが大半です。

掛け合いを始めることで、面白がって話題をさらに盛り上げようと便乗しているだけのときもあります。

同じ話題でこのやり取りが繰り返されるようであれば、お決まりワードとなっているだけなので、さほど発言自体に意味はありません。

いじるとき

冗談でいじりつつ「もう許してやれよ」とコメントを足したりタグ付けしたりすることで、皮肉がユーモアとなってより一層可笑しさが増します。

許したくないとき

許されないことや許したくないことに対して、皮肉を込めて使うこともあります。

「もう許してやれよ」と言うことによって、誰かの「絶対に許さない」という発言も期待できます。

なだめるとき

本当の意味で怒っている人をなだめたいときに使います。

また必要以上に誹謗中傷で盛り上がっていることに呆れて言う場合もあります。

「もう許してやれよ」の例文・用例

もう許してやれよを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●妹がパーマかけて帰ってきたけど芸人の又吉さんにしか見えない…#もう許してやれよ
●ここまで大々的に熱愛とか不倫報道して何が面白いのか分からない。もう許してやれよ

SNSでの「もう許してやれよ」の使われ方

「もう許してやれよ」の類義語

もう許してやれよの類義語は、「もうやめて、○○のライフはゼロよ」です。

もうやめて、○○のライフはゼロよとは、とっくに勝負がついているのにもかかわらず攻撃を止めようとしない場合に、もうやめるべきだという意味で使用されます。

○○には、攻撃されている人の名前が入ります。

アニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」のセリフが元ネタになっています。

「もう許してやれよ」の対義語・反意語

もう許してやれよの対義語は、「絶対に許さない」です。

絶対に許さないとは、バッシングを受けている人物に対して絶対に許せないと感じたときに使うネットスラングです。

「もう許してやれよ」の切り返しとして使われることが多く、それ程怒りの感情がなくてもネタとして使用されます。

また「絶許」と略します。