「主」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-04-26

「主」の意味とは

とは、ネット上の発信者という意味です。

「主」は本来であればさまざまな読み方がされますが、ネット用語に限っては「ぬし」と読みます。

こちらが意味するところは上記の通りで、ネット上で何かしらの発信をした人を指しているのです。

なにを発信したか(するか)は特に限定されていません。

動画SNSであれば動画配信者が「主」ですし、ネット掲示板などであればそこにスレッドを立てた人が「主」となります。

ジャンルなどの括りではなく、ネット上で使われることがほとんどのため使われる場所についてが限定的と言えるでしょう。

そのため「主」の分類は、ネットスラングとなっています。

「主」の語源

主の語源は、ネット上に上げられたデータや情報の主です。

「主」はネット上で使われる、広義な単語となっています。

そのため「何をネットに上げたか」で限定することはできませんが、上げたものの持ち主や代表者などのことを総称していいます。

2000年代頃から広く使われるようになり始め、2006年頃からさらに加速して広まっていきました。

2000年代当初では「主」と合わせて、ネット上に何かをアップすることを「うp」という単語が広く使われていました。

この「うp」と組み合わせて、ネット上に何かをアップした人のことを「うp主」として使われたのです。

またネット掲示板においては、スレッドを立てた人のことを「スレ主」としています。

「〇〇主」という使い方が多いものの、言葉の広まりもあって単に「主」だけでもよく利用されるのです。

基本的には「主」だけだと意味が広義となり過ぎるがために、他の単語と組み合わせることで指す意味の範囲を限定的にして使うことが多くなっています。

「うぷ主」の一人称

主は、一人称としても使われる単語です。

「主」はネット上に何かしらを発信した人を指す単語なので、原則としては他称となっています。

具体的には

  • スレッドを立てた人→スレ主
  • 何かをネット上にアップした人→うp主
  • ニコニコ生動画の配信者→生主

などです。
このように「〇〇をした人」という意味となっているため、自分以外の人を指すものとなっています。

しかし単語の広まりとともに、一人称として使う使い方も生まれました。

こちらは主に動画投稿型のSNSに多く見られる特徴です。

通常は視聴者が動画投稿者を「うp主」と呼ぶのですが、稀に動画投稿者自信が自分を「うp主」と呼ぶことがあります。

「主」の例文・用例

主を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●うp を自称するようになったら、あなたも立派なニコ厨です。
●うpという単語は初心者が最初に読み方でつまづく単語ではなかろうか?

SNSでの「主」の使われ方

「主」の類義語

主の類義語は、「1(イッチ)」です。
意味は、スレッドを立てた人です。

主に2ちゃんねるなどのネット掲示板で使われる単語で、スレッドを立てた人を指す単語となっています。

スレッドを立てた人のコメント欄が「1」となることから、スレッドを立てた人を「イチ」や崩して「イッチ」などと呼ぶことがあるのです。

スレ主と全くの同義となり、主とも類義語となります。

「主」の対義語・反意語

主の対義語は、「視聴者など」です。
意味は、参加者などのことです。

「主」の持つ意味から、対義語にはそれを見る人やそこに参加する人を表す単語が入ります。

その観点から考えると、対義語には視聴者や参加者など受け身側の立ち位置の単語が挙げられるでしょう。