「オナシャス」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-08-16

「オナシャス」の意味とは

オナシャスとは、お願いしますという意味のネットスラングです。

「お願いします」の発音が崩れたものが、2ちゃんねるで「オナシャス」と書き起こされたのをきっかけに、ネット上や若者の間で「お願いします」の略語として使われるようになりました。

「オナシャス」の語源

オナシャスの語源は、男性同士のアダルトビデオ「真夏の淫夢」に登場する下記の台詞です。

「免許を返してください! お願いします!」

このシーンのシチュエーションは、極道が乗る高級車に衝突し、運転免許証を奪われてしまった男性が、恐怖におののきながら返却を求めるというものです。

ところが、恐怖を呂律が回らない演技で表現したため「お願いします」の部分を上手く聞き取れない人が続出し、その崩れた発音を文字で書き起こそうとする人が2ちゃんねるに続出したのです。

「おねがいしゃす」から始まり、「おねいしゃす」から「オネシャス」への変化を経て、最終的に「オナシャス」がネットスラングとして広く定着するに至りました。

「オナシャス」の例文・用例

オナシャスを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●「今日からお世話になります!オナシャス!」「正しい挨拶の仕方から覚えようか」
●「何時に行けばいいかな?」「10時集合でオナシャス!」

SNSでの「オナシャス」の使われ方

「オナシャス」の類義語

オナシャスの類義語はありませんでした。

「オナシャス」の対義語・反意語

オナシャスの対義語・反意語はありませんでした。

「オナシャス」と同じ形式の挨拶

前述のとおり、オナシャスは「お願いします」の発音が崩れたものです。

オナシャスと同じく、発音が崩れた挨拶には次のようなものがあります。

サーセン

サーセンは「すみません」の発音が崩れたものです。

「すみません」と同様に謝意を表す言葉ですが、相手を軽くあしらうニュアンスも含まれています。

特に、ネット上など文字でやり取りする場面で、あえて「サーセン」が使用されている場合には、他意が含まれていたり、ネタとして使われていることがほとんどです。

一方、口頭の「サーセン」は単に発音が崩れただけで、純粋な謝意を表している場合もあります。

アザース

アザースは「ありがとうございます」の発音が崩れたものです。

元々、若者言葉として存在していましたが、ザキヤマの愛称で知られるお笑い芸人・山崎弘也(アンタッチャブル)がバラエティ番組でネタ的に多用したことで、爆発的に普及しました。

表記はアザースのほか「アザッス」「アザス」「アザーッス」など様々です。

同じく「ありがとうございます」を省略したものに「アザマス」があります。

チーッス

チーッスは「こんちわっす」の発音が崩れたものです。

「こんちわっす」は「こんにちは」の意味で使われる若者言葉で、「こんにちは」を省略した「こんちわ」に、若者が敬語表現として用いる「~っす」を付けたものです。

「こんちわっす」から「ちわっす」への変化を経て「ちーっす(チーッス)」に落ち着きました。