「鯖」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-06-04

「鯖」の意味とは

とは、サーバーという意味です。

「さば」と読みます。

本来は魚の名前ですが、ネット用語の鯖は魚のことではなく、サーバーのことを指します。

サーバーというのは、ネット上で情報やサービスを提供するコンピューターのことです。

「鯖」の語源

給仕人という意の英語「server」をカタカナ語にしたのがサーバーですが、発音が近いことから漢字に置き換えたのが鯖です。

ちなみに、同じようにカタカナ語を漢字に置き換えた表現は他にも沢山あり、アカウントを「垢」、シリアルコードを「尻」などがそれです。

色々な「鯖」

鯖はネットやゲームにおいてとても有名な言葉です。

そのため、様々なサーバーに関する言葉が鯖で置き換えられています。

例を紹介します。

鯖落ち

サーバーダウンのことです。

アクセスが集中しすぎたり、ハードディスクが故障してしまったりしてサーバーが機能しなくなってしまう状態のことをいいます。

鯖重い

サーバーに負荷がかかっていて反応が悪く、重たくなっている状態のことです。

レン鯖

レンタルサーバーのことです。

その名の通り、貸し出されるサーバーのことや、サーバー設備をレンタル出来るサービスのことを指します。

串鯖

プロキシサーバーのことです。

「プロキシ」は「プロクシ」とも読むのでクシの部分が漢字に置き換えられ「串鯖」になりました。

プロキシは英語で「Proxy」で、代理という意味があります。

なのでプロキシサーバーとは、ネット接続することができないコンピューターに代わってインターネットに接続し、サイトへアクセスするサーバーのことをいいます。

自鯖

自宅サーバーです。

自分の家のコンピューターをサーバーとしている状態をいいます。

3鯖

これは「No.3のサーバー」という意味です。

オンラインゲームなどでは、鯖の前に数字をつけることで、どのサーバーかを表現することがあります。

「No.6のサーバー」は「6鯖」です。

ちなみに、No.3のサーバーを使用している人たちのことを「3鯖民」といいます。

鯖缶

あの美味しい鯖の缶詰が思い浮かんでしまうところですが、ネット上ではサーバーキャンセルのことを鯖缶といいます。

オンラインゲームにおいて、サーバーに接続出来ない状態を指します。

「鯖キャンセル」が「鯖キャン」に略され、キャンが缶に置き換えられて「鯖缶」となりました。

また、サーバーの管理者のことも「鯖管」や「鯖缶」と表現します。

「鯖」の例文・用例

鯖を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●オススメの教えてください。
●あれだけ人気なら落ちも仕方ないよね。

SNSでの「鯖」の使われ方

「鯖」の類義語

鯖の類義語は、「サーバー」、「ホスト」です。

サーバーとは、ネット上でサービスを提供するコンピューターのことです。

ホストもまた、サーバーと同じ役割をするコンピューターのことを指します。

ただホストの方は、サーバー以外にクライアントやルータなどが役割のコンピューターも含んだニュアンスになります。

「鯖」の対義語・反意語

鯖の対義語は、「クライアント」です。

英語で「client」、直訳すると依頼人という意味があります。

ネットにおいてクライアントとは、サービスを利用する側のコンピューターという意味です。

サービスを提供するのがサーバーならば、それを受けるのがクライアントです。