「サンガツ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2020-02-14

「サンガツ」の意味とは

サンガツとは、ありがとう聖人!という意味です。

意味の中の聖人とは、人格や徳業などに優れ、理想的であり尊敬に値する人という意味です。

基本的には「ありがとう聖人!」として使いますが、単に「ありがとう」の意味で使うこともしばしばあります。

主にはSNSで、特に2ちゃんねるの中でも使われていましたが、現在はあまり見かけることはありません。

もっとも元よりSNSでの使用がほとんどかつ、なんJ掲示板発祥でありその掲示板内で多く使われていた単語となっています。

普段からSNSやなんJをあまり利用しない方では聞いたことが無かったり、仮に知っていても使う機会の無い言葉であった可能性が高い単語です。

「サンガツ」の語源

サンガツの語源は、サンキューガッツです。

元々は2ちゃんねるでAA(アスキーアート)と共に使われており、このガッツとは日本ハムファイターズ出身の小笠原道大選手を指しています。

2チャンネルのなんJで、小笠原道大選手のAAが人気でした。

また小笠原全然はこの当時にはガッツ溢れるプレイスタイルから、「がっつくん」とあだ名されていたのです。

こうした経緯があり、なんJ内でありがとうのレスをする際は小笠原選手のと共に「サンキューガッツ!」と使われていました。

それが略され「サンガツ」という言葉が生まれたのです。

「サンガツ」の元はあくまでなんJ

サンガツは、上記のようになんJから生まれた言葉です。

なんJで生まれ、使われはじめた言葉にはそこまでの深い意味合いはありません。

どちらかというと雰囲気や、響きがよく使い勝手が良いがために広がっていくことがほとんどです。

当時は基本的にAAと共に使われていましたが、その後はAA無しで「サンガツ」のみでの使用が増えました。

また深い意味合いや語源となった理由はないので、担任「ありがとう」の意味として覚えておけば問題ありません。

「サンガツ」の例文・用例

サンガツ

サンガツを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●ブラクラを教えてくれてサンガツ イッチ(一レス目のひと)。
●何かを教えてもらえたらサンガツ で返事をしておけ。

SNSでの「サンガツ」の使われ方

「サンガツ」の類義語

サンガツの類義語は、「とんくす」です。

とんくすも意味は「ありがとう」という意味です。

こちらもSNSの、特に2ちゃんねるでよく見かけた言葉です。

英語の「サンクス」や日本語の「ありがとん」から出来た言葉とされています。とんくすにも深い意味はなく、響きの良さなどから広がった言葉と言えます。

「サンガツ」の対義語・反意語

サンガツの対義語は、「サンキューカッス」です。

意味は、野球でアウトになってくれてありがとうという意味です。

この対義語は、大元の「サンキューガッツ!」の対義語です。「サンキューガッツ」がポジティブに使うのに対して、「サンキューカッス」は皮肉を込めて使います。

主に野球で相手チームから、アウトになった時に「アウトになってくれてありがとう」と皮肉を込めて使うのです。