「不穏」とは?意味と例文が3秒でわかる!

「不穏」の意味とは

不穏とは、認知症や精神疾患などによって興奮したり暴れたりする状態という意味です。

「不穏」の特徴

認知症や精神疾患などによって介護や治療を受けている患者が、普段の穏やかな状態から一変して突然大声を出したり暴れ出したりするような状態を医療現場では「不穏」と呼びます。
暴れたりはしなくても、過剰にソワソワしたり攻撃的な言動をしたりといった状態もこれに当てはまります。

患者が不穏の状態になると、ベッドから落ちてしまう、転ぶといったことでケガのリスクが高まります。また、身体に繋がれているチューブやラインといった器具を外してしまったり、必要な治療を頑なに拒否するなど、治療に支障をきたすことも考えられます。

以前までは不穏が起こると身体を拘束したり、鎮静剤などで一旦落ち着かせるような対処が一般的でしたが、近年では「どのようなことが不穏の原因となっているか?」を見極め、予防・早期発見することが大切だとされています。

「不穏」の状態になりやすい疾患

不穏になりやすい疾患としては、認知症や、統合失調症などの精神疾患、アルコールや薬物による依存症などが挙げられます。
また、脳炎や甲状腺機能亢進症、ステロイドなどの薬剤による副作用などが原因となることもあります。

疾患などが直接的な原因になるというよりは、疾患がきっかけで環境が変わること、治療へのストレスや不安、行動などが制限されたり思うように動けないことへの苦痛といったことが「不穏」という状態になって表れると考えられています。

「不穏」の例文・用例

不穏

不穏を使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

●患者さんが不穏になっているのですぐ来てください。
●最近は夜間の不穏もすっかり見られなくなりましたね。

SNSでの「不穏」の使われ方

「不穏」の類義語

不穏の類義語は、「せん妄」です。
疾患などが原因となって一時的に見られる意識障害の一種です。
不穏は、せん妄の症状のうちのひとつとされることがあります。

「不穏」の対義語・反意語

不穏の対義語は「平穏」です。
医療用語ではありませんが、穏やかで何も変わったことが起こらない様子を指します。