「アペリティフ」とは?意味と例文が3秒でわかる!

2021-04-02

「アペリティフ」の意味とは

アペリティフとは、食前酒という意味です。

「アペリティフ」の語源

アペリティフの語源は、フランス語の「apéritif」です。
フランスでは一般的な夕食の時間が日本より遅めの21時前後であることが多く、ゆっくりと食前のお酒を楽しむ文化が根付いています。
英語でも「aperitif(アペリティフ)」と呼ばれ、日本でも定着しはじめています。

「アペリティフ」の楽しみ方

アペリティフを取り入れることで、食欲を増進させたり、リラックスして会話を楽しめるといったメリットがあります。
普段の夕食はもちろん、パーティ等が本格的に始まるまでの時間を集まってきた人達で楽しめるように振る舞うことも多いです。例えば、結婚式で式から披露宴へと移行する間に、軽めのお酒や1口で食べられるようなフィンガーフードが用意されていることがありますが、これもアペリティフと言います。
メインの食事の前なので、1~2杯程度のお酒を楽しむのが一般的です。

「アペリティフ」の種類

アペリティフには、その後の食事が楽しめるようにさっぱりとした後味のものや、空腹でも負担になりにくいアルコール度数の低いお酒が適しています。
スパークリングワインや炭酸で割ったカクテルなどは、泡が適度に胃腸を刺激して食欲を増進させてくれます。カクテルはワインを用いたものも多く、シャンパンにカシスリキュールを合わせた「キール・ロワイヤル」はアペリティフで提供されるお酒の中でも有名なカクテルです。
また、お酒がある程度強い人はシェリー酒を少し飲んだり、カジュアルな場ではビールがアペリティフとして飲まれることもあります。

「アペリティフ」の例文・用例

アペリティフ

アペリティフを使った例文・用例を紹介します。

✓例文・用例

アペリティフとして、ジントニックはいかがですか?
●みんな集まってきたし、まずはアペリティフで乾杯しようか。

SNSでの「アペリティフ」の使われ方

「アペリティフ」の類義語

アペリティフの類義語は、「アペロ」「0次会」です。
「アペロ」はアペリティフの略称で、同じ意味で使われています。
また「0次会」とは、予定されている飲み会の集合前に、1人もしくは2~3人で集まって軽くお酒を飲む行為をこのように呼ぶことがあります。

「アペリティフ」の対義語・反意語

アペリティフの対義語は、「ディジェスティフ」「ディジャスティフ」です。
こちらは「食後酒」のことで、食後にブランデーなどの度数の強いお酒を少し飲んだり、甘いデザートワインを楽しむ習慣があります。